主人が、亡くなる半年から前から、夢を持った。


それは、娘が小学校へ行ったら娘の返ってくる時間には、家に居て


『おかえりー!』


って迎えてあげることだった。


主人が亡くなって、そんな夢を持っていたことさえ忘れてしまっていた。


でも、その夢が叶っていることに先日気づいた。


私は、今、家に居て娘が帰宅した時、


『おかえり!』


と迎えることができる毎日を過ごしている。


“夢は、忘れた頃に叶う。”と聞く。


だから、人は、自分の夢が叶った事実に気づきにくいんだと思う。


願ったことさえ忘れているのだから。