無駄な時間をなくし、豊かな人生を
9.8 1:25a.m.2:32a.m.味覚と嗅覚を失って3ヶ月、足の骨折から1ヶ月。不自由な生活の中、感覚を失ったからこそ得たものがあります。以前より食材の食感を意識するようになり、「これはこんな味だった」と記憶をたどりながら食事をするようになりました匂いがなくても、東北道の車窓から見える山並みや、黄金色に染まる田園風景が鮮やかに目に飛び込んできます。先日、松島基地でブルーインパルスを観覧しました。視覚と聴覚の祭典に、私は終始見っ入ってしまい、その感動は今も残っています人生は長いようで短い。ギプスをつけたまま広い基地内を歩くのは困難でしたそれでも、後悔はありませんしかし一般道で散歩中の保育園児の列に追い抜かれたときは、その差が開くばかりで、過去に体操部だった私にとってショックでした。目立たない足の小指がこれほどまでに大切な役割を果たしていたことを、今さらながら痛感しています。数日後に迫った三沢基地のブルーインパルス。整形外科の先生に「骨がくっつくまで数か月かかる」と言われても、やはり行きたいという気持ちが抑えられません。娘一家のお土産の奈良漬その味醂粕、酒粕を利用し焼きおにぎりを作りました。