吉田修一論と胸糞映画たち | エンタメがカルシウム

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こんにちは!ガーン

 

エンタメ終焉と言いながら

 

今更エンタメ語りのブログを開設してしまった

 

名探偵モフです。誰?ねーしょんぼり​​​​​​​?

 

またの名を

Gomasio❤︎Mofukoねー暇なんだね

 

『吉田修一』

〜現代小説の風土と訛り〜酒井信

 

 

作家•吉田修一さんの本を

 

初めて手に取ったのは

2009年あたりでしたでしょうか。

 

有名な小説『悪人』でした。上下巻

 

それ以降、

映画化されて試写会応募当選見に行きました。

 

 

 

 

 

『なぜ殺したのか』『なぜ愛したのか』

ぼけー知らんがなぼけー現在の作品へのテンション

 

本を読んでいたのは約10年前

 

昔は夢中だったのに

 

今思い起こすと…………

 

あんまり

気持ちの良い物語ではないんですよね真顔

 

サスペンスとしても

ハッキリしないし

 

社会風刺としても

ハッキリしない。

 

単に後味の悪い作品だったりします。

作品ファンの皆さんスミマセンえーん

 

自分の中の欲や悲壮

 

悪意を見逃しながら暮らす日々。

 

『誰もが悪人でOK?』と

 

思考停止してしまいそうなストーリー

 

多くないですか?個人的見解ですしょんぼりタラー

 

 

 

 

←それアウトレイジ。

 

胸糞を感じてから

吉田修一の犯罪小説はお休みしてます。

 

映画のみでは次々映画化されてるので見てましたけど

 

吉田原作犯罪小説以外で他に印象的なのは

 

『横道世之介』

 

 

 

 

『悪人』が陰なら『横道世之介』は陽らしいです。

 

横道世之介、明るい普通の若者

 

悪人とは違って

何か救われるわって雰囲気の映画でした。

 

 

 

 

 

 

悪人と横道世之介の違いサックリ言うところ

 

横道世之介

 

若者が生まれた街を出て

 

都で様々な人と出逢い別れを繰り返し

 

伸びやかに生きていく。

 

悪人

 

生まれた田舎に留まり

 

20代という若さで出掛けもせずに

 

ヤングケアラーとして生きていく。

 

楽しみは

ひっそり出会い系サイト。

 

この吉田修一論という

 

 

吉田修一と同じ長崎出身である

酒井信て方が、

 

風土と訛りというサブタイトル

解説してくださる。

 

この方の【論】を読んでみて

 

彼の作品に対する

 

私の中の

モヤモヤ感からくる、きみわるさ。

言葉選び失敬よねチミねー

 

ワダカマリふに落ちた感覚がします。

ワダカマリて知り合いみたいな言い方しなさんなねー

 

 

というのも

長崎の漁村などが舞台『悪人』にも

 

千葉や沖縄の漁村舞台『怒り』にも、

 

 

 

 

何かの共通項が混同したのかしら。

 

韓国映画の実話『トガニ』程の

 

胸糞悪さまで感じてしまっていたのです。

 

日本語でトガニは【るつぼ】

 

 

サブタイトルは『幼き瞳の告発』

 

『この子たちの手を話したら

 

僕はもう父親には戻れない』

 

 

語弊を恐れず

 

乏しい語彙力を総出演で表現するところ

 

個人レベルNo.1の胸糞映画トガニ

 

これと同レベル

 

吉田作品も胸糞悪いと思ってました。

 

ちなみに胸糞No.2は『私の男』

(最早、胸糞という言葉を使ってるだけの感想)

 

 

 

 

この小説、女性の作家と聞いて驚き。

真顔

 

サックリいうと

震災という被災地の混乱

 

どさくさ紛れで起きた近親相姦の、この話

 

それをあたかも純愛かのように仕立て

 

試写会場でも

 

身内からの性被害者に問題提起されたそうで

 

被害者の怒りの訴え

 

出演者も顔が強張ったのだとか。

 

 

 

 

 

賞を授けた国は

 

何の判断で、この胸糞小説を

文学だと判断されたのでしょうか?

 

日本はロリコン文化で片付く作品ですかね

理解に苦しみます。

 

怪訝な意見を見せた

林真理子さんに、ここは一票。

 

権力者による幼児虐待トガニ

 

身内からの虐待を

変態愛に差し替え文学と宣う私の男

 

胸糞悪いなら

 

母性を知らない

ヤングケアラーの悲壮感を描いた

 

『悪人』同じ胸糞映画で

 

片付けるのは申し訳ないかもですが、

 

 

田舎で、介護しながら、もがき苦しむ若き主人公に

 

胸糞という言葉は適切ではないかも。

 

というのも昔からではないんです。

 

何故、今、胸糞に変化したのか?

だから知らんがな。ねー

 

12、3年前は下巻の発売日を待ちわびる程に

 

ハマって読んでたわけですから…………

 

なのに

 

今では総じて吉田さんの作品って

 

胸糞ストーリーが多くなっちゃって。

 

 

10年前は、皆でフラフラすれば

 

怖くないさな都会で暮らし

都会の人が皆、フラフラしてるという意味ではないです。笑い泣き

 

人が多く目立たないから

 

孤独でも自由。

 

視野と裾野を広げれば出会えた筈であろう若者の悲劇

 

うすら他人事で読めていたのかと。

 

主人公たちの田舎町での非正規暮らし

分かる分かる!道の狭さに空気感からして、

 

もの悲しいよね!って感覚で共感も多く

 

映画も

好きな俳優さんばかり

 

素朴にエンタメとして楽しめたんだろうと思います。

 

特に深津絵里さんが大好きでした。

 

樹木希林さん演じる主人公の育ての祖母。

 

孫が指名手配されマスメディアに晒される場面。孫からのプレゼントのスカーフを巻いて

 

 

 

 

 

 

 

市営バスに乗車する祖母にかける

田舎の運転手の言葉

『婆ちゃんは悪うなか、しっかりせな』

 

淡々かつ強く言って励ます場面なんか

 

地方特有の田舎の良さかな?と、

 

うるっタラーともして見てたんです。えーん

 

寡黙な田舎の男

 

いざって時の優男アピール

 

味のある役者さんにより

スクリーンいっぱいに広がってました。

 

協賛してましたもんね

ニヤニヤ

 

また主人公の母親も悪い。ガーン

 

子育てを婆ちゃんに押し付けて

 

お金だけ、せびりにきてゲローなんて親なのしょんぼりなんて

 

客観的に見れたものでした………


彼の作品には怒りもありますね。

 

 

 

アップコカインおらへん?

 

吉田さんの描く風土の闇の部分が描かれていた怒り。(基地近辺の出来事など)

 

胸糞作品全体に共通するは

 

閉塞感、他、戦後の傷痕の闇。

 

そして子供たちへの虐待と暴力。

 

そんなこんなで苦手になってしまった吉田作品たち。

 

いつのまにか

吉田修一きっも!て

 

思ってたけどオイねー

 

吉田修一作品というより

 

何されようが隠匿気質の田舎特有の閉鎖感

 

それが

好ましくないのかもしれせんね。

 

最近は

犯罪小説よりも脳科学や心理学の本

読んでた方がコロナ疲れについては楽になりそうな気がしてます。

 

 

 

 

『認知の歪みが、いじめ、性犯罪、殺人、虐待の原因だ』

 

この吉田修一論、風土と訛り

 

 

科学的とまで言えないまでも

 

物理的に土地特有の解釈ができています。

分析なので小説のような感情論は少なめ

 

歴史もよく調べてありますし

 

何故、個人的に吉田作品がモヤモヤするのか

 

シックリはきました。ねー良かったね

 

ただですね!

 

その時代だけの風土もあったりで、

 

ここの地域は○○とか決めつけてたり

 

不良少年の震源地だなんて表現も。

 

表現の方法が偏見でないか大丈夫?てところもいくつか見受けられましたけど。

 

人の職業にブルーカラー

 

ホワイトカラーなんて

 

言語?も出てきますしね。

 

特定の土地の風土解説に

 

偏見、多くね?てところはありました。

 

興味ないとこは飛ばして読みながらも

あんた早送りとか飛ばすの好きねガーン

 

差別を助長しかねない風土を織り交ぜたような

 

犯罪【小説】に架空とはいえ

 

興味が、もてなくなった理由は解明

 

田舎を出て成功されてる方が描く、

 

その土地の空気が作った犯罪小説なんて

 

神戸の事件の少年Aの出版に眉をひそめ

 

怪訝に思った感覚とも似てます。

 

マスメディア発信の

 

この手の

加害者の悲劇ものまたか…ねー

 

だから韓国映画の実話

暗数殺人が公開までは

 

被害者家族からの申し出に一悶着あったというの

 

理解できました。

 

ねージフニ起きてえーん目が死んでるゲロー


結局

被害者家族がGoサインを出したんだから。

 

実話をやる上で

本が見事だったんだろうと思うんです。

 

後、

お金に余裕ある資産家の息子な刑事さんが

 

今もなお捜索をし続けてくれているえーん

お金がないと

打ち切られた捜索は…現実ムズカシイと思う。

 

今もなお、

被害者と向き合ってくれている刑事がいる。

 

ここ鍵だったんだろうな映画化。

 

エンタメに

被害者の気持ちに寄り添う必要ないて

 

他人事な考えも多いけど、

 

時には立ち止まって考えて欲しいところ。

 

土地の歴史交えた風土と犯罪なんて風評被害が伴う。


 

知らない間に、もう方向転換してるんですかね。

 

文化芸術がヒットして土地が観光で潤い

 

作品に縁ある場所の行脚旅行.ドキドキなーーーーんて

 

もうなくなるかもだし………


悪人の舞台となった

長崎県

 

市内から五島に渡る途中である軍艦島

世界遺産登録で

 

一部の国と揉めましたが…。笑い泣き一部?

 

軍艦島、一部分ノンフィクション言いながら

 

脚色が異常だと聞いてるので

 

見てませんスミマセン。

 

ファンジョンミンは好きなんですけど


 

士農工商

幕末の人に聞いて

 

カースト制度

インド人に聞いて

 

アメリカの富の分配

ピケティに聞いて

 

日帝時代の日韓問題

ファンジョンミンに聞いて

 

 

 

終わり方が雑でしたスミマセン。

 

最後まで読んで下さり有り難うございました。爆  笑タラー