日曜日に放送した、エイトジャムの亀田誠治特集を見ました。
この番組はこういうミュージシャンの、こういった特徴を見てほしい、とかここに着目して、といったところを詳しく、楽しく教えてくれるので、毎回楽しみにしています。
今回は亀田誠治さん!ということで、プレイヤー側からの視点をたくさん今回も見せてくれました。
亀田さんは1989年にアレンジャーとしてデビューしたとのことです。アイドルグループの楽曲でした。コンペによるデビューだったとのことです。
そして90年代の終わりごろ、一人のミュージシャンと知り合いになります。椎名林檎さんです。
1stアルバム「無罪モラトリアム」をプロデュースを依頼されたのがきっかけでした。
亀田さんは林檎さんと特性が合うんじゃない?と紹介されたのが最初でした。そして実際林檎さんに会い、彼女の多種多様な音楽性に興味を抱いて、相性が合うかもしれない、とだんだん距離を縮めていったようです。
そうして林檎さんも亀田さんを「師匠!」と呼び、やがてはプロデュースのみならず、東京事変のベーシストとしても関係を深めていきます。
1stアルバム「無罪モラトリアム」と2nd「勝訴ストリップ」くらいのアルバムまではデビュー時にカセットのデモがあったそうです。
「無罪モラトリアム」の「丸の内サディスティック」のデモはドラムとピアノの簡単なデモから始まっていたとのことです。この曲はアレンジが面白く、サビまでベースが出てきません。その分サビからのベースが入ったところで、グン、と曲の推進力が上がっていきます。
「歌舞伎町の女王」の本テイクではベースが亀田さん、ドラムスが林檎さんが演奏したそうです。
亀田さんはスタジオで乗ってくると、踊りだす、とのことです。ゲストのKREVAが業界一二を争う人の好さだと公言しています。
亀田さんの自宅のCDラックをテレビで放送したことがあったのですが、幅広い音楽性を見せていました。
こんにちのJpopの重鎮と言えるでしょう。