今日、夕方シネプレックス平塚に、映画を観に行ってきました。

前に行ったのはコロナ前です。

観に行った映画は、ヴィム・ヴェンダース監督の「PERFECT DAYS」です。よかった!

(ここからはネタバレあり)一人の初老の東京のトイレの清掃員の生活が淡々と描かれる。初老の男を演じているのは、役所広司。過去に何かありそうな男である。毎朝暗いうちから目が覚め、トイレ掃除に向かう。そしてその男に女性が交錯して、いろいろなことに絡んでゆく・・・・・、といったような映画である。

ヴィム・ヴェンダースといえば、「パリ、テキサス」(ライクーダーの音楽が素晴らしい映画)、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(これはキューバ音楽が世界に感動を与えるきっかけ)、などなど、独自の世界観を持った映画を撮り続けています。

この映画も音楽がふんだんに使われ、特にルーリードの曲はえいぞうとあいまって、美しい瞬間でした。

また、ヴァン・モリソン、オーティスレディング、アニマルズ、パティ・スミス、金延幸子、石川さゆりさんの歌も聞けました。

 

この映画は本を読む”男の映画です。随所に主人公が寝っ転がり、一冊百円の古本を読む姿はすごく、なんか、日々の中に本を読む習慣がちゃんと入ってきているんだな、とおもい、僕も部屋に溜まっている本を読みたくなりました、、、、、

 

ふだん清掃の仕事をしている僕にとって、この映画は、わかる! の連続でした。これからも仕事頑張ります。