ある雑誌より抜粋

 

ストレスを感じやすい人は、ストレスの原因に対して偏った認知をしているケースが少なくない。

ストレスの原因を受け止め、物事を少し前向きにとらえるための方法を紹介します。

 

自重思考とは

ストレスの原因に対してネガティブな感情で偏ったイメージで捉えてしまう。

その人の人生経験や正確に基づいた考え方のクセである。

 

自重思考の例

・全か無か、白か黒かといった極端なカテゴリーで捉える

・現実的な可能性を考慮せず、否定的な未来ばかり考える

・自分や他者に対して合理的な根拠を考慮せず、固定的で包括的なレッテルを貼り、否定的な評価を下す

・自分や他者のふるまいに対し「ねばならない」、「べき」と考えがちで、理想が実現しないと最悪視する

 

これを変化させるには

・自分がどんな気分を持ったかを分析する
・自重思考に対して別のポジティブな考え方を当てはめることができないか検討する

・その結果、どのような気分に変化したか確かめてみる

 

例えば「私が自己主張すると相手は決まって不快になる」

という偏ったストーリーを思い浮かべがちで主張を控えている人が、思い切って自己主張してみたところ、

意外にもポジティブな反応が返ってきたとします。

この新しい反応が1つ加わることでこころの中のストーリーが少し書き換えられる。

 

いつもと少しだけ違う行動をすることがお勧め。

例えばレジで支払いを済ませた後、いつもなら無言で立ち去るのに、「ありがとう」と笑顔で伝えると店員さんが嬉しそうにした。

こういう他者からの小さなフィードバックが私たちの自己イメージを変化させ、ゆくゆくは物事を認知するクセや思い込みを大きく変化させることになる。

 

 

 

この記事を読んで

私自身はストレスを感じやすい性格だとは思っていなかったが、この記事を読むと私の事を言っているかのようだった。

薄々は気づいていた自分の考え方のクセをどう修正して良いか分からないと思いながら日々を過ごしていた。

「他者からの小さなフィードバックが自分を変える」

という言葉に感銘を受けた。

他者からの小さなフィードバッグを受けるためには少し勇気が必要なこともあるかもしれないが、少しずつ実践していたらいいなと思った。

私の身近な人には店員さんに笑顔で「ありがとう」と言える人がいるが、こういう身近な人をよく観察して自分に取り込んでいこうと思った。