夕べは眠れないという事象が発生。いつもの薬では寝付けなかった。頭痛薬とか発作止めをたくさん持ってくるんだった…
寝たのは二時過ぎで四時にまた目が覚めて七時前に起床。慣れない旅だから神経が高ぶっていたのかも。
朝ごはんを食べて八時に参拝に出立。

ひたすら階段を登る。参道は綺麗でした。
ひたすら登って本殿まで。奥の院まで本当は行くべきだったのかもしれないけど、きついのと時間がかかるらしいので断念。
観光客が多いけど静かな神社でした。
白い神馬が二匹いました。14歳だとか。
山の上からの景色。
お参りした後はホテルでチェックアウト。
往復一時間ちょっとといったところだったかな。

まだお腹は空いてなかったけど、昼ご飯を早めに。四国に来てうどんを食べないのも何なのでひやしぶっかけうどんを。コシがここまであるうどんを食べたのは初めてかも。
ゆず酢が爽やかで美味しかった。


食べたら金丸座に移動。
昼は夜ほどまだ混み合っていなかった。
席は右端の五列目。歌舞伎座なら見にくくて仕方ないかも知れませんが、舞台が狭いので見る分には問題なし。
義経千本桜のすし屋。
権太の父親に中車さん。パンフレットでは勘九郎さんが希望して中車さんになったそう。
この舞台は多分初見。
昨日も思ったのだけれど、客層がいつもと違い笑い上戸の人が多い。
すし屋は後半に権太の悲劇が繰り広げられるのだけど、死に際になって客が笑ってしまったので台無しになってしまった。
あそこをねじ伏せるだけの気迫が足りなかったのか、客層との相性の悪さなのかは分からなかった。

続いては心中月夜星野屋。
初演は見ていたので二回目です。お熊の扇雀さんが改良の余地があるから頑張りたいと意気込んでおられた通りに随所に変更があって、もうお祭り騒ぎのような舞台になっていました。
びっくりするサプライズもあり。
一番盛り上がった演目だったのでは。

いい席を取れたのもあったけれど、こじんまりとした昔の小屋なので俳優さんたちと距離が近いのが嬉しい。息づかいまで聞こえてくるような舞台でした。
また中車さんが出るなら行きたいです。


三時前の電車に乗って帰ります。着くのは八時くらい。意外と近いのか遠いのかわからないですが。
今日は晴れて海がキラキラ光ってました。綺麗です。四国の地、もう一度訪れることは果たしてあるのかないのか。