「44年超の美浜老朽原発再稼動、
賛成?反対?」街頭シール投票
◆日時 11月21日(土)
14:00~15:00(小雨決行)
◆場所:名鉄岐阜駅前交差点付近
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●街頭シール投票の企画に当たって
老朽原発には、設計そのものの旧さ、使用材料の旧さ、また常に強い放射線の照射を受けての金属の脆性劣化など、多くのリスクがあります。福島第1原発の大事故の後、原発は原則として40年をもって廃炉にする旨を法律で定めました。しかし、同時に40年超の老朽原発の20年の運転延長(=60年運転)を認めることができるとの「例外」規定も入れてしまいました。原子力規制委員会は、原則と例外を逆転させ、40年超の老朽原発の運転延長を次々と認可しています(高浜1・2号機、美浜3号機。名古屋地裁で認可処分の取り消しを求める行政訴訟が行われています)。
関西電力は、老朽原発再稼動の第1号として、来年1月にも44年超の美浜3号機を再稼動させる予定を発表しました。地元の福井、及び関西圏では、議論が沸騰しています。
福井方面から岐阜県方向へはほぼ年間を通じて北西の風が吹いています。美浜原発は、岐阜県(特に西濃・岐阜地区)との距離も近く、もし美浜原発に「何か」があれば、岐阜県民は大きな被害を受けることになります(下に添付=12.12パレードのチラシ裏面)。このことは、岐阜県が2012年9月に公表した「放射性物質拡散シミュレーション」でも明らかです。
しかし、原発の立地自治体でもなく、関西電力の電力供給地域でもない岐阜県では、美浜老朽原発再稼動についての情報はほとんどありません。情報がないから、賛成・反対の議論にもならない…もしかすると、岐阜県民にとっては重大な事態を招く危険があるというのに、「何も知らないままだった」ということで良いのでしょうか。
ささやかな試みではありますが、美浜老朽原発の再稼動について、道行く方々に考えて頂きたいと街頭シール投票を企画しました。
<12.12パレードのチラシ裏面>