作秋に ダンナが早期退職をし
それまで 長年彼に不満が溜まっていたのが
大爆発し
私は彼のもとを去ろうと思いました
30年暮らした間にできた
知り合いや 知っている場所にお別れ?
さみしくも感じました
いつの間にか 嫌いで仕方なかった街に
慣れてしまっていたのですね
それでも 2年前に母が亡くなってから
故郷に住みたい気持ちが特に強く
子どもたちも 同じ気持ちだったので
家探しをして
たまたま 大きな古い家に
一目惚れをしてしまいました
ダンナの退職金で買ってもらいました
慰謝料のつもりでした
結局はダンナも着いてきちゃったのですが
彼は土地に馴染めず
私達も 彼との同居は嫌だったので
もとの郊外のマンションに
帰ってもらいました
楽しい日々がありましたが
それが嘘だったように
おうちが壊れ始めて…
私達は 維持しきれずに 手放しました
一旦はマンションに戻ったけど
田舎があきらめきれずに
ネットで探し続けては
何度も高速で田舎に行って
内覧を繰り返し…の日々でした
ダンナは 私と暮らしていたい
子供たちと暮らしていたい
その繰り返しでした
家族修復が 彼の強い望みでした
それもまた嫌で
私は 田舎で別居することで
私たちの卒婚の形をとろうと
考えました
でも 残された資金はわずかだし
減っていくばかり
新築は フラット35の審査が通っても
フラットの使えない中古は買えない
銀行の住宅ローンが組めないからです
新築狙いでいきましたが
安くなる物件は それなりの立地にあったり…
賃貸は 無職の人には貸しません
ましてや 犬が2匹もいたら、ね
希望と 絶望
だんだんと 疲れていくうちに
3人の気持ちにズレが出来てきました
普通の家なら
大事な退職金は 老後資金を貯める
最後の大切な資源ですから
手を付けないですよね
それをわたしたちは 別居したい
その気持と 故郷への憧れで
使ってしまいました
築古の家を買うときに
妹①から
大きな家は 維持費がかかるから駄目だよと
止められたのに
こんな事になってしまい
もう どうにもなりません
故郷はあきらめて
ここで暮らそうと 子らと決めました
その決意をダンナに伝えました
単純で 頭が悪いダンナは
喜んでいるようです
娘は部屋を模様替えして
職探しを始めました
息子は 部屋をさらなるヲタ部屋に
進化させていってます
そのうち就労支援に行くのかな
私は 狭いマンションで暮らすために
断捨離と模様替えを決意しました
今のところ ダンナとは家計は別で
食事もそれぞれです
ダンナはパートを始めて
ひとりで朝起きて 多分コンビニに行き
朝食を食べて出勤して行きます
私は寝ています
夜も 別々です
ですが このままでは貯金が無くなるので
生活費をもらって 食事を作ろうかな
とも 考えています
かなり使ってしまったお金を
少しでも取り戻すために
仕事も探そうと思います
きっと こうして みんながここで
あたらしく歩き出して
いつの間にか また家族になるのだと思います
やがて子どもたちが巣立ったら?
その時は どうなるのでしょうね
結局は
うるさい クサい キモい あっち行け…
って言いながらも
子供たちの力を借りつつ
ここで暮らしていくのかもしれません。。。
☘️思慮に欠く行動を重ねたのに
応援のお言葉をくださり
みなさんには 深く感謝しています