今日は博品館劇場にて
“ミュージカル Glory Days”の昼公演を観に行ったのよ。
しぃたんが出演していることもあっての
観劇だったのだけれど。
なんかさ、
感想を表すならば一言「難しい。」になるのかな・・・・。
私、この演目は初見なので
事前にお話のあらすじを読んでいました。
けれどね、観ていてもね、
実際に目の前で繰り広げられるお話の世界が
頭の中にすっと入ってこなかったのだ。
何だろね。
ウィルとアンディとスキップとジャックの4人のそれぞれが
ほんとのその人に感じられなかったのだ。
みんな一生懸命に演じているんだけどね。
一生懸命に歌っているんだけどね。
4人それぞれの独白=独唱が心の中に響いてこなかった。
共鳴できなかった。
外面的な4人の特徴や違いは現れているから勿論見えていても、
その人物が登場しただけで、
歌う前の一呼吸だけで、
歌いだしの1音を発しただけで、
場の空気を彩る役柄のオーラというか、圧力というか、
場を支配する圧倒的なものをどの役からも感じなかったのだ。
でもそれは、
4人の中で誰も突出しないように狙った演出だからなのかも
しれない。
全編通じて、4人の会話=歌だけで成り立っているお話なので、
やっぱり
後半に向かって4人が個々の本音を吐露していくところ。
すなわち、
自己の感情の爆発がある事をもっと期待してしまった。
ただ、ファンの目を抜きにしても、
最後に一皮むけた姿になったウィルの独唱には
大きく瞳孔が開きました。
「温い(ぬくい)思い出の世界」から抜け出して、
大人への一歩を踏み出したんだって分かったし、
そんなウィルに共感できたから。
次はWESTを観に行きますが、その日は台風の大雨予報の日。
無事に電車が動いていることを祈っておこう!
気分上げる意味合いで、
ウィルの衣装に合わせた色味で行ってみようかな~。