タコつぼ山積み 夏を待つ
熊本県苓北町の窯元「内田皿山焼」で、タコの産卵期に当たる夏場を前に、タコつぼ作りが本格化している。敷地には、焼きしめられた薄茶色のタコつぼがずらり。約3メートルの高さまでピラミッドのように積み上げられている。
高さ約25センチ、胴径は17センチで、町内で採れた粘土と赤土を使用。ろくろで型を整え、10~14日間乾燥させた後、約1100度に熱した登り窯の中で36時間焼き上げる。健太郎社長(45)は「夏を前に産卵用つぼの需要が高まっている。産卵用は素焼きで壊れても自然に戻りやすく、環境にも良い」と話している。(米本充宏)
同窯元では毎年、タコの産卵用に3万5千個、捕獲用に1万5千個の計5万個を生産。今年は牛深に5400個を出荷するほか、福岡県や鹿児島県など九州一円にも送る。 同窯元の木山健太郎社長(45)は「夏を前に産卵用つぼの需要が高まっている。産卵用は素焼きで壊れても自然に戻りやすく、環境にも良い」と話している。(米本充宏)
六島のタコ🐙さん
入ったらダメですよー