今日という日を、ずっと待っていた!

「ホロライブ」の運動会イベントだ‼︎

この生配信を観たいが為、睡眠時間を削って時間を確保してきたのだ。

13時から配信スタートしたが、トータル5時間オーバーのイベントとなった。決して短くは無い尺だったけど、大満足の素晴らしいイベントだったよ!
その余韻でまだアチコチが火照っているので、この気持ちを書いておきたい。

まず「全員参加」というのが素晴らしかった。
それぞれ生活時間も違うし、仕事の都合だってある。況してや海外組も増えてきたのに、その全員が参加するというのが熱かった。従来「ホロライブ」はブランド意識の高いプロダクションだけど、こんな愛社精神というか一丸精神も久々に見て、序盤からアッチもコッチもヒートアップ。

競技は6種類。
「玉入れ」からスタートし、「障害物競走」へと繋がる。
それぞれ練習量を感じさせるアクションや“らしさ”で魅せるホロメンに感動や昂ぶりはあったのだが、スムーズな進行に安心感はあった一方で、ぶっちゃけそれ故の物足りなさもあった。ビジュアルがオールデジタルだからか、目の前がどこか淡白に進んでるような感じもしちゃったんだ。

また赤組が大幅なポイントリードを保っていた事がイベントの雲行きの怪しさに繋がり始めていた頃「鳥人間ダーツ」が始まり、間も無くヒーローは現れた。ぺこちゃんである。
今回はチームリーダーという事もあったけど、そのメンバーは“レジェンド”も多かった。他と比べて明らかに異質を感じさせる格式の高いメンバー構成で、流石のぺこちゃんもてんやわんやになるのではという心配があった。
ところが彼女はやはりヒーローだった。
1stチャレンジでほぼ満点に近いスコアを叩き出した鳥人間ぷりだったが、少々の躊躇いも振り切って2ndチャレンジを敢行したのだ。
失敗すれば1stの獲得スコアは没収というリスク。チームのスコアは大量リードだったが、ここで失敗して「てへ」で済ますほど彼女のメンタルが太くないのは知っていた。しかし配信者の性なのか、またはいくつものミラクルを起こしてきた自負なのか。
結果、完璧にやりきった。
続く5名の猛者が同競技を行ったのだが、結果的にこの「金色の頂」に立ったのはぺこちゃんだけ。
メインの配信後にチーム毎のアーカイブでもチェックしてしまったが、この瞬間に湧き起こった感嘆の波たるや。思わずおじさんも「うおっ⁉︎」と声が出てしまったずら。

ヒーロームーブは連鎖するもの。
次の「だるまさんが転んだ!」では、はあちゃまが神へ。
本当にこの子は“何かやってくれる”という潜在的な信頼は裏切らないのだが、こんな大きな舞台でもソレは炸裂した。

いかんせん埋まらない両チームのスコア差には不安が膨らむ中、それをブチ壊してくれたのがはあちゃま
プチトラブルによって競技の決勝戦でドベが確定してしまったはあちゃま

他のメンバーが全てゴールインした後もポツンと苦悶しており、それにもめげずにしっかりゴールへと辿り着いた。
リアル子供の運動会にありがちな“転んじゃって、半べそ。からの「がんばれコール」に包まれゴールする子”の様相そのままだったが、彼女は彼女らしく凛としていた。競技終了後のインタビューの際に「あの3pt(完走点)の差でね、白組が優勝することになるんで」との強気発言すらカマしたのだが、そんなフラグは間も無く回収される。
たった1ptされど1ptだけど、本当に逆転してしまったのだ!ゲラゲラ笑ってしまった!
ptにだけ注目すれば、1,2フィニッシュを飾ったぼたんちゃんねねちが賞賛されるべきなんだけど、僕らははあちゃまスピリットに充てられてしまったんだ。

去年の運動会、最終種目のリレーでトラブルが起きた。バトンタッチが上手くいかず「それもやむなし」との雰囲気で自軍の勝利が確定しそうな中、一人で抗議し続けたのがはあちゃまだった。再試合が組まれて自軍は負けになるも、あの時の満足に満ちた笑い声が忘れられない。
狂人ムーブが彼女の芸風だったりするけど、それらもはあちゃまの純粋の一部なのではと思わされる。いつだってその時一番大切なものをブレずに捉えている。今回もそんなはあちゃまスピリットが生んだ奇跡に、まんまとヤラれてしまったんだ。

「鉱石PvP」ではシステム的なエラーにより、一時中断が連発してしまった。しかし全然グダらなかった。この頃には“面白く真剣に”のシフトが、ピークに達していたような雰囲気になっていたから。

多分だけど。それまでの仲間やライバル達の活躍に、感化されたメンバーも多くいたのだろう。
トラブルに対して細かなルール確認を求める姿勢など、本気さが無かったら鬱陶しさしか感じないもんな。サッカーの国際試合で審判に噛み付く監督みたく、そんなワンシーンはむしろグランドフィナーレへ繋がる良きエッセンスにすら感じた。

最終競技。リレー。これまた最終戦に相応しい、ドラマティックな展開だった!
悪路に手こずりつつも、バトンを繋ぐホロメンたち。ほんの一走で順位のひっくり返しが行われる中、最後の最後のデッドヒートはその集大成と呼べる展開だった!
ノーミスで駆け抜けたアンカーの両者、カッコ良かったなー!

それら全てを終えた結果、引き分けという出来過ぎのドラマが完成。

見どころは他にも沢山あった。
高い技術によって大きくpt貢献を果たしたぼたんちゃん、ネズミキャラを炸裂させて大量シーフを成功させたハコスちゃん、陸上でも王との速度を感じさせる一閃抜きを見せたグラちゃん、バチバチとテエテエの絶妙間で競い合ったムーナvsキアラ
そんな目立った活躍でなくとも、見渡す限り、メンバーそれぞれの優しさと愉快も溢れまくっていた。一瞬一瞬が全て見どころだったと言っても過言じゃなかった。

最後に。やっぱりMVPは、みこちミオちゃんにあげたい。総大将と司会を務めた両者。
やっぱり一番苦労もしただろうし、その分感動したのもこの2人だったと思う。だから彼女たちの反応と言葉が、全てを物語ったよね。
フィナーレの時は、貰い泣きが止まらなかったわ。クッソ泣かされちゃった。でも、凄く凄く気持ちいい涙を流せた。

それからみこちのアフタートーク配信を見て。
それからそれから、今紅白それぞれのチームのアーカイブを見ているところ。
この気持ち良さ、暫くやめられそうにねえわ。ホロライブと出会えていて、本当に良かった。最高だったよ!