疲労の蓄積と共に邪悪を隠しきれないのが、自分の情け無いところ。年度末の追い込みにヒィヒィ言うのと比例して、鬼頭明里の下手っぷりはどうにかならないものかとプチオコが続いております。

3連休という一応の休みを獲得し少し冷静になった今「じゃあ上手い声優さんて誰だろう?」との疑問が湧き、せっかくだから一覧表を片手にランク付けを敢行してみた。今から遡って8年程度の間に知った方のみを対象に。
※以下は概ね35才以下の女性声優さんが対象(但し井上喜久子、田村ゆかり等は含まないものとする)

ランクSSS(3人)
茅野愛衣、沢城みゆき、悠木碧

ランクSS(4人)
井上麻里奈、種田梨沙、花澤香菜、早見沙織

ランクS(12人)
石上静香、伊瀬茉莉也、上田麗奈、佐藤聡美、豊崎愛生、東山奈央、藩めぐみ、平野綾、ファイルーズあい、福圓美里、水瀬いのり、村瀬迪与

ランクA(34人)
赤崎千夏、明坂聡美、新井里美、五十嵐裕美、井口裕香、伊藤かな恵、伊藤静、日笠陽子、内田真礼、内山夕実、遠藤綾、加藤英美里、喜多村英梨、木野日菜、久保ユリカ、黒沢ともよ、小原好美、佐倉綾音、高垣彩陽、高橋未奈美、高橋李依、高森奈津美、徳井青空、長縄まりあ、沼倉愛美、花守ゆみり、日高里菜、渕上舞、本多真梨子、本渡楓、三森すずこ、村川梨衣、和氣あず未

ランクB(37人)
赤尾ひかる、阿澄佳奈、雨宮天、井澤詩織、大久保瑠美、大野柚布子、小倉唯、小見川千明、加隈亜衣、金元寿子、河瀬茉希、久野美咲、桑原由気、古賀葵、真堂圭、洲崎綾、竹達彩奈、田中あいみ、田村睦心、津田美波、照井春佳、戸松遥、富田美憂、永田依子、長妻樹里、原由実、原田彩楓、日岡なつみ、藤井ゆきよ、藤田咲、松井恵理子、松田颯水、三上枝織、森永千才、矢作紗友里、山岡ゆり、山村響

ここに挙げた人については、全員を間違いなく「可愛い」と思っている。そういう魅力を感じさせるほどの演技力があるという前提にもなるが、「可愛い」イコール高評価というのは違う点が重要。
例えば高野麻里佳ちゃん高田優希ちゃんなども「可愛い」に違いなく大好きだが、彼女らはランク外とした。というのは今のところ、彼女らの演技に心を揺さぶられた事が記憶にないからだ。そういう意味では『けいおん!』ファンなのに寿美菜子ちゃんのランクインも許していない。過去幾度となくムギちゃんでハアハアした事に偽りは無いが、あれは作画があってこそと判断している。あくまで「声」にのみ感動できたかという程度には、シビアに採点をした。

SSSの3名については、全く文句ナシ。ありがちな一般の投票結果となんら変わらない結果なのがつまらなくも、コレ以外には考えられないというのが本音。
役どころはあまりクロスしない御三方だが、皆存在感が凄過ぎる。総じて「可愛い」などと括ったものの、この人達については「恐ろしい」も感じてしまうほど。なんか伝統芸能師のような風格さえ感じてしまい、大袈裟でなく生きているステージの違う女神に近い存在だという印象。
それぞれのランクは五十音順に記したが、敢えて順位付けするなら愛衣ちゃん、碧ちゃん、沢城ちゃんだと思っている。中でも愛衣ちゃんがダントツだと思っているのは、作品に全く悪影響を与えないところ。碧ちゃん、沢城ちゃんの2名は、キャラを食ってしまうギリの線を踏み越える時があるから。

SSの4名も凡人を遥かに凌ぐレベル。イメージとしては「職人」であり、どんなキャラも卒なくこなせるし、感情表現にも説得力十分。ただSSSの3名には及ばないナニカがあるという、感覚的な仕切りだけでこの位置とした。上の方に占める大沢事務所率がやべえ。

S級。ハマり役ならSSSにもなり得るスキルを持った人たちだが、少々ムラがあるような気も。しかし「天才」を感じさせる人が多く、明らかな非凡だとも言い切れる感じ。作品自体は大して特徴が無くても、キャラで引っ張れるパワーを与えられる人たちでもある。

A級くらいからグッと多人数に。このあたりからはもう、名前から出演作品を調べチェックしてしまうレベル。スーパールーキーもこの位置でファイちゃんもココが相応しいと思いつつ、彼女には未知の可能性を感じ別格にしてしまった。その点小原好美ちゃん木野日菜ちゃんも早々にジャンプアップしてくれる予感があり、今後が非常に楽しみだ。

B級と言うと低ランクの表現が一般的だが、ここでは全くそういう意味ではない。多くは売れっ子さんである事から弁解の必要すら無いが、個人としても「推し」を満たせる人々。但しコレ以下のランクを設けなかった理由にもなるが、正直以下に該当する人らは5年先も声優でいられるかは怪しいと思っている。逆を言えば、B級の子らはトラブルでも無い限り安泰だろうという、確かな実力を感じるということ。

こうして書くと、気付く事もあるね。
まずはピラミッド状のならぬ、スライム状の分布になったなと。無意識にも逸材選定をシビアに行っていたようで、今回記した多くの名前は殆ど迷う事なく区分けできた。
あとここに書いた声優さんなど殆ど起用してないにも関わらず、面白いと思った作品は非常に少ないなと。
自分の採点表を見る限り、「けものフレンズ」、「ふらいんぐうぃっち」、「SHIROBACO」、「人生」だけだ。声優さんのドル売りまで成功させた「けもフレ」は特殊過ぎるけど、作品の面白さは声優さんに大きく左右されるという方が自然な見解だろう。

あと本当に思うのは、僕ぁ心底声優さんが好きなんだなと。実はこんなのを書き始めて3時間くらい経ってるが、もう楽しくて仕方ないし、もっともっと書きたいと思っている。

ギャグも挟まずにここまで来てしまった事、そんなものを読ませてしまったあなたに申し訳なく。
最後に一言だけ、サンキューベリーマッハ文朱!