結局去年観たアニメの中では何が面白かったのかというのをまとめてみるつもりだが、正直「コレ!」というフェイバリットな作品は少なかった感じ。
第4位「かぐや様は告られたい」85点
第3位「SSSS.GRIDMAN」90点
第2位「上野さんは不器用」85点
第1位「女子高生の無駄づかい」
点数こそ3位の「GRIDMAN」に及ばないが、フェイバリットという点では間違いなくナンバーワンだった。
どちらかといえばそれまで観た作品のリピートの方が多かったような気がしたが、それでも最終話まで観た数は78作品あったので、五分五分くらいか。
そんな訳で例年より大人し目ではあるが、俺オモローランキングトップ5を発表。
第5位「信長の忍び」85点
ショートアニメにしてランクインとは異例も、そこをカバーして余りある全体的なクォリティの高さと、いのりん声の中毒性にヤラレた感じが強い。
ストーリーのストックが溜まってから観た古参的な役得もあって、タイミングも含めた総合評価では文句なしのトップ5に。
尻上がりに伸びたラブコメ。序盤は手探り感の強かった葵ちゃんが役に馴染むのと比例して好きになった感じだが、藤原書記のダンスという飛び道具も見事に刺さってしまった。
マーチンをアニメ界に降臨させた功も大きく、そういう意味ではある種の革命的な一作だったかも知れない。
年内最高点の90点を射止めたひとつ。大きなマイナスポイントも無く、むしろエンディングでは久々の鳥肌体験をさせてもらった記憶が強い。
アニメと特撮の融合を見出したパイオニア感は凄まじく、これまた後世に語り継がれるレベルの職人芸を見せつけられた。
ほぼワンヒロインだけでシリーズを引っ張れたパワーは凄い。年々技術の向上が目覚ましい15分枠も、ここまで来たかといったクォリティ。
特に新しさを感じたポイントも無いが、それでも尚良いものは良いを痛感させてくれた良作の見本的な仕上がりだった。
点数こそ3位の「GRIDMAN」に及ばないが、フェイバリットという点では間違いなくナンバーワンだった。
「上野さん」と同じく真新しさは無かったものの、コッチはパワーキャラのパレード行進を眺め続けられた感じ。登場するキャラ全員が面白いとか、「日常」に匹敵するマルチなセンスに溢れていた。
総じて今年もコメディを多く好んで選出した結果となったが、それにはシリアスモノも多く視聴していたからこそというのがあるかも知れない。点数だけで言えば90点に「リリスパ」とかもあったしね。
あとは85点あたりこそが後にリピート視聴の対象になる自分のクセも分かりかけてきたことは、今年の視聴回数上位だった「このすば」や「けもフレ」、「こみっくが」や「りゅうおうのおしごと!」が実証している。
ただ最大の不満は幼女分の少なさで、秀でた幼女が良い作品で活躍しきれなかった事が悔やまれる。「盾」のフィーロたんや「はたらく細胞」の血小板ちゃんなどの逸材がいただけに、惜しい事になった。
そんな僕ぁ新作「オトッペ」やリピート「うさぎドロップ」などで癒されている近況でして、今年も変態視線のまま生温かくアニメを見守っていきますぞ。デュフフ。