「ありふれた職業で世界最強」25点。
「THE・なろう」ですね。1ミリも面白くないどころか完全に不愉快の域に達しているのだが、声優さんが好き過ぎなので仕方なく観ただけ。そんな声優さんのキャラも別段魅力的では無かったので、評点は伸びませんわな。色々問題はあるけど、取り敢えずこの監督は大嫌いだと再確認。

「コップクラフト」75点。
ティラナが可愛かったけれど、全体的なハードボイルド感があまり良く作用してなかった気が。SF要素とかキャラ設定とか、シナリオとか。なんとなく原作者の好みは窺い知れたものの、それらを上手くまとめるチカラがイマイチだったなあ。テーマ曲のチョイスとかも含めて、惜しい。

「女子高生の無駄づかい」85点。
毎話すげーニヤニヤしてしまって、毎週楽しみで楽しみで。ギャクに振り切るほど可愛い女の子達の中、中二キャラのヤマイが最高だった。チョット苦手な印象だった富田美優ちゃんに対して、マジごメーン。事前注目していたロリもやはり最高で、いっぱいの最高に溢れた痛快作だった。

「手品先輩」65点。
天然無防備な先輩が矢継ぎ早にラッキースケベを提供してくれるだけのやーつなんだけど、そんな先輩が可愛いので観ちゃうよね。この手の作風は画と声が可愛いければそれだけで50点は稼げるけど、更なる加点はツッコミ役次第。その点今作は凡庸過ぎて、結局先輩だけに終始した。

「まちカドまぞく」75点。
うーん、シャミ子かわいい小原好美ちゃんかわいい。今年の好美ちゃんはいいなあ。ツボりそうでツボらない事の多い「きらら」作品だが、「まぞく」  は‥セウト!ギャクのテンポやたかみなちゃんも良かったけど、魔法少女サイドがいまいち好きになれなくて。あぁ、惜しかった。

「ダンベル何㌔持てる?」85点。
面白かった!なぜか面白い筋肉というテーマがしっかりギャクにできていたし、女の子たちの可愛さとのシナジー効果がたまらんかった。コメディ作品としても優れていたけど、特筆すべきは音響面。オタク界を賑わせたテーマ曲と、ファイルーズあいちゃんというニューカマーヒロインの爆誕。

「鬼滅の刃」65点。
導入こそオリジナルなもののそのうちバトル一辺倒、でお馴染みの少年ジャンプモノ。しかし視聴者ターゲットはヤング腐女子の皆さんである気配が強過ぎて、おじさんは地蔵モードで流し見。唯一癒しの存在となるべきねずこだが、鬼頭明里ちゃんでは駄目だ。あの子の演技はつまらない。

「BLACK LAGOON」80点。
2期まで一気視聴。公私共に離れて久しいハードボイルドモノだが、たまにはこういうのもいいね。ユーモアに乏しいマフィアンストーリーで、毎話登場する「ケツ」というワードはギネス級。ただ、それなら少々薄いリアリティ描写がチョット。ラストの日本編で覚めてしまい、蛇足だった。

「キャロル&チューズデイ」85点。
音楽面が良過ぎたので、他要素に苦言がチラホラ。主人公コンビのキャラが若干薄かったのと、ストーリーのビッグサクセス感がねえ。ただ全編洋楽起用という試みは音楽アニメの新たな可能性を示したのは素晴らしく、後世に語り継がれる作品になるかも。一気視聴も心地良かった。

「ぐらんぶる」70点。
コメディ的な日常系である事自体は良かったが、いかんせん主人公がメンズであることとギャグのテイストが若年向けだったので。しかし九州弁のアスミスというレアボイスを拝聴できたので、取り敢えず最後まで視聴せざるを得なかった。まあ終わってみれば、そこそこの雰囲気だったかな。

夏アニメも一段落したが、当初の印象通り「女子無駄」と「ダンベル」が良かったなあ。
ただどれも90点以上をマークする特上クラスの作品ではなかったことにはいささかの物足りなさを感じてしまい、秋アニメへの期待に繋げたい。

そんな秋アニメはまだ僅かしか着手できていないけど、ノーマークだった「中華一番」が気になりつつある。あとは期待大の「ソーマ」と「ちはやふる」、「ハイスコアガール」の続編がなんとかしてくれるだろうという感じ。注目は「ぬるぺた」「ライフイズビューティフル」あたりか。それとは別に「ケロロ軍曹」が今頃グイグイ来てしまい、まだまだ忙しいヲタライフとなりそうで。