飛び石的ではあったものの、いわゆるゴールデンウィークをカレンダー通りに過ごせた先月末〜今月初。そのシワヨセも落ち着いてきて、通常運転になりつつある今日この頃。

4月はコスプレバーの店長の誕生日ということで、店舗イベントに参加。イベントと言っても特に企画があるワケでもなく、相当なgdgd時間を過ごしただけにとどまったのだが。
イベントが終わり一人去り一人去り、最終的には店長と自分のタイマンに。当日は一応連名で薔薇の花束などをプレゼントしたものの、何となくついでで「なんか食いたいもんあるかい?」との流れになり。主役の意向に従って深夜ラーメンへと洒落込んだのだが、実は俺、このラーメンという食い物が昔から苦手。
兎に角ラーメンを食う度 過度に“むせる”体質であることから敬遠し続けてきたが、いかんせん誕生日というセレモニームードに水を差したくは無かったし少し前に視聴していた「ラーメン大好き小泉さん」の影響から意を決したのだが、普通に美味かった。
“逃げ”でつけ麺をオファーしたしたものの、「こっちも味見してください」と言う店長に流され啜ったスタンダードの醤油ラーメンも“むせる”ことなく、いつの間にか普通にラーメンが食えるようになっていた自分に感動。思わず翌日自らラーメンを作り再検証したほど。
日光を克服したドラキュラさながら的な高揚感を覚えつつ、連休前半を消化。

後半の5月はやや忙しく。なぜなら息子の誕生日と親戚の結婚式が連日でスケジューリングされており、そのどちらも他県で予定されていたから。
まず息子の誕生日である3日だが、この日は都内で宿を確保するのが一苦労だった。流石はGWといった具合で2週間前からのサーチでは遅過ぎた中、条件に妥協を重ねてなんとか決定。「南千住」というアレな情緒ムンムンの一角での滞在になったが、界隈は地元グンマーが香る不思議空間でもあったのはたまたまか。

上野動物園orアキバ
という二択の提示で迷いなくアキバをチョイスした息子の意向に従い、久々の電気街へ。
しかしアキバは事前の調査で目ぼしいイベントも無いとチェック済みだったのでテンションは冷静ストラテジーだったものの、突如視界の隅に飛び込んで来たアレ画に激しく反応する俺センサー。
なにっ、てぃんくる先生の版画展が開催中だと言うのか⁉︎
てな訳で即行ったり。そんで限定のクリアファイルまでいただけた。

受付のウェイ系あんちゃんから「好きな作家さんとかいらっしゃいますか?」と聞かれたが、反射的に「そういうの良くわかんないから」と返してしまった。作家という職業の人に対して日々特別な興味も薄いからこその通常反応だったものの、よくよく考えれば今回のてぃんくる先生や、白身魚先生には並々ならぬ感情を抱いていることに気付いて反省。この手の画廊は初めて拝観したが、数十万の値のついたそれぞれを前に「よくわかんねえな」と息子と。

息子には「好きなとこに行ってええで」と示唆した直後の衝動で「すまん」ムードの中、気分を取り直そうとしたら今度は「ゆるキャン△展開催中」を発見。また即行った。



外見の見物だけに止まろうとしたものの客が一人も居ない貸切状態だったことで気後れし、なんとなく休憩してしまった。

「今だ!」とばかりに親子で絶賛プレイ中のソシャゲ「きららファンタジア」を取り出したのは、この時まさに「ゆるキャン△」イベントが実施されていたから。なんだか純度の高いオタク行動に興奮しつつ、その時俺のイベントに対する高進捗度を知った息子は少し引いていた。

まあこの辺りがイベントのピークだったかな(笑)。
実は当日「スパコミ」に行くという地元オタ友を早朝有明まで送ってからスタートしており、就寝2時からの4時起きというオッさん殺しのスケジュールで。またやけに蒸し暑い日にもなってしまい、このあと体力ゲージがレッドゾーンから回復する事は無かったから。
宿周りは公園も多かったが、そのそれぞれで既に歴史を感じさせる先住人らのキャラバンが設立されており。この光景に面食らった湘南ボーズの息子がビビって「あんまり外に出たくない」と言うので、駅前で牛丼食ったあとコンビニで酒買ってチェックイン。はい、一日終了的なgdgdバースデー。

翌日は結婚式でホテルミラコスタに行ったが、僕ってディズニー嫌いじゃないすか。しかもそこ数年前に実妹の挙式でも使っていたから二度目で、なんか初めて行く場所という感動も無くて。その日車で帰らなきゃだから酒も飲めねえし、グイグイ迫ってくるリスの着ぐるみを手で制して「そういうのいいから」と口にするほどやさぐれてもいた。

たまに外出するのはいいけど、やぱ基本は部屋に篭ってる方が性に合うヒッキー気質であることを再確認。ぬこかわいいよ、ぬこ。