息を切らせてたどり着いた長門のマンションは

いつもと変わらなかった…

朝おきてから俺が出した答えが間違っていることを信じて

寡黙な宇宙人に答えあわせをしにきたのだ


長門の部屋の前に着き

インターホンへと手を伸ばした


ピーンポーン

間延びしたインターホンの音すらイライラしてくる

(くそっ、早く出て来い…)

そう思いながら

長門が出てくるのを持っていた

自分で出した答えが余りにもばかばかしくて

それを否定してくれる存在が現れるまで

一分が一時間にも感じられた

(早く出て来い…)

そう思いながら長門を持っていても一向に出てくる気配がない…

自分が急いでいるのはわかっているがそれにしても時間の流れが遅く感じる

いや、実際に5分近くたって居たと思う


まさか、長門がまだ寝ぼけているのか?

と、ありえないことを想像して悦に浸っていても

中から物音一つ聞こえてこなかった

(おい、どうなってんだ?)

余りにももどかしく想い

もう一度インターホンを押した

ピンポーン


だが、何の応答も帰って来ない

少し悪い気がしたが

ドアノブをまわしてみる


ガチャ

どうやら鍵はかかってないようだ

「ながと~、居るんだろ?

話があるんだ」

そういって部屋の玄関で待ってみる


だが、本当に何の返答も帰ってこない


いつも生活観がない長門の部屋だが

今日は何時にもまして

何も感じられない


意を決して

中に入ってみる

「長門、居ないのか?」

そういって探し回ったが

本当に誰も居ないようだ

「本気かよ…」

自分の考えが正しかった

そう返答するように長門の姿が見当たらない


俺は、絶望とともに

自分の家へと帰っていった



続く