「キョン君、お客さんだよ~」

さっきの呼び鈴の音が俺の客だったのだと言うことに気づかされた

「おい、部屋に入る前にノックをしろ」

いつものことながらノックをしない妹を軽くしかると階段の下に下りていった

ガチャ


ドアを開けるとそこには寒そうに手を息で温めている古泉の姿があった

俺が出てくるのに気づくと古泉は

「あけましておめでとうございます」

と何事もなかったようにいつもの笑顔を向けてきた

「あけましておめでとう」

こいつの寒そうに手をこすっている姿を思い浮かべて少し不機嫌目で言ってしまった

「どうしたんですか、少し怒ってます?」

笑顔を崩さないまま俺にそう告げた

「少し」

こんなにいらいらしてる理由が若干わからないが、こんなにも寒い夜に手袋もマフラーもつけづに外に出ているのが無性に腹が立った

「何でお前はそんなに寒そうな格好なんだ?」

端から見ればしっかりとコートを着ているのでそこまで寒そうと言うわけではないのだが

さっきの手を温めている姿を見てしまうとそれだけでいらいらしてしまった

「ちょっと待ってください、そんなに怒らないで下さい

それに少しも寒くありませんよ」

心配をされないようにか

強がっているのか

古泉は笑顔を崩さないままにポケットに入れていた手を出して見せた

俺はそんな強がりを言っている古泉を見ていらいらしていたが

それ以上に俺に心配させないようにと笑顔をくづさない古泉にあきれてしまった


「はぁ~」

とため息をついた後

マフラーをはずし古泉の首にかけてやった

「え、何でですか?」

と疑問を浮かべている古泉に

少し恥ずかしくなって顔を背けながら

「耳まで真っ赤になってるから」

と小声でつぶやいた。

「ほら、じゃあ初詣に行くぞ」


と顔を見れないまま歩き出すと後ろから

「ちょっと待ってください」

と古泉の声が呼び止めた

「どうした」

振り返ると古泉が何かモノほしそうに見つめていた

「だから、どうしたんだ?」

そう告げて古泉に近づいてくと

「手袋を一つ貸してもらえないですか?」

と言って無理やり手袋を片一方はずしたかと思うと

二人が並んでいるほうの手を握って自分のコートの中につっこんだ

「こ、古泉、みんなにばれるだろうが」

あわてて手を抜こうとしたら

「大丈夫ですよ

二人でくっついていれば誰も同じポケットにてを入れているのなんかわからないですよ」

そう告げると満面の笑顔を浮かべながら神社への道ノリを引っ張っていった。




終わり



あけましておめでとうございますm(_ _ )m

いつもは初詣や除夜の鐘をつきに良くのですが、今年はしっかりと疲れを取ろうと思います

皆さん、これからもよろしくお願いいたしますm(_ _ )m


ポペレピリア(心機一転でリフレッシュした)