2024.8.6(火)

代配の朝

真っ赤な大きな太陽☀️さんに逢えた













2024年8月6日(火) 原爆の日

代配の朝 真っ赤な大きな太陽さん☀️


79回目の広島平和記念式典

広島市長さんの言葉より抜粋


皆さん 自国の安全保障のためには

核戦力の強化が必要だという

考え方を どう思われますか 

また他国より優位に立ち続けるために

繰り広げられている軍備拡大競争に

ついて どう思いますか

ロシアによるウクライナ侵攻の

長期化やイスラエル・パレスチナ情勢

の悪化により罪もない多くの人々の

命や日常生活が奪われています

こうした世界情勢は

国家間の疑心暗鬼をますます深め

世論において 国際問題を解決

するためには

拒否すべき武力に頼らざるを得ない

という考え方が強まっていないでしょうか


こうした状況の中で

市民社会の安全・安心を保つことが

できますか

不可能ではないでしょうか


平和記念館を通して望む

原爆死没者慰霊碑

そこで祈りを捧げる人々の

視線の先にある原爆ドーム

これらを南北の軸線上に配置した

ここ平和記念公園は

施工から今日で75年を迎える

広島平和記念都市建設法を基に

広島市民を初めとする

平和を願う多くの人々によって創られ

犠牲者を慰霊し 平和を思い

語り合い 誓い合う場となっています


この地に立てば 平和を愛する

世界中の人々の公正と信義を信頼し

再び戦争の惨禍が起こることの

ないようにするという

先人の決意を感じることが

できるはずです

また そうした決意の下で

ヒロシマの心を発信し続けた

被爆者がいました


「私たちは いまこそ 過去の憎しみを

乗り越え 人種 国境の別なく連隊し

不信を信頼へ 憎悪を和解へ 

分裂を融和へと 歴史の潮流を

転換させなければなりません」

これは 全身焼けただれた母親の

そばで皮膚がむけて赤身が出ている

赤ん坊 内臓が破裂して地面に

出ている死体… 生き地獄さながらの

光景を目の当たりにした 当時14歳の

男性の平和への願いです


皆さん 混迷を極めている世界情勢を

ただ悲観するのではなく

こうした先人たちと同様に決意し

希望を胸に心を一つにして

行動を起こしましょう

そうすれば 核抑止力に依存する

為政者に政策転換を促すことが

できるはずです

必ずできます

争いを生み出す疑心暗鬼を

消し去るために

今こそ市民社会が起こすべき行動は

他者を思いやる気持ちを持って

交流し対話することで

「信頼の輪」を育み

日常生活の中で実感できる

「安心の輪」を国境を超えて

広めていくことです

そこで重要になるのは

音楽や美術 スポーツなどを通じた

交流によって 他者の経験や価値観を

共有し 共感し合うことです

こうした活動を通じて

「平和文化」 を共有できる

世界を創っていきましょう


特に時代を担う若い世代の皆さんには

広島を訪れ この地で感じたことを

心に留め 幅広い年代の人たちと

「友好の輪」 を創り

今 自分たちにできることは

何かを考え共に行動し

「希望の輪」 を広げていただきたい