時宗総本山遊行寺 | 神社仏閣・名所旧跡なんでも撮影

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神社・仏閣巡りと動物園での撮影、カメラはキヤノンEOSRP、レンズRF24-105mmSTM・RF100-400mmUSM、

藤澤山無量光院清浄光寺(遊行寺)

 

2022年2月24日、久しぶりに御朱印巡りに藤沢・江の島に

 

遊行四代呑海上人以来、遊行上人が住まわれるお寺として、「遊行寺」の名で親しまれている。

遊行とは、僧侶が布教をしながら各地を巡り歩くことです。

 

開山は、遊行四代他阿呑海上人で、その兄である俣野五郎景平の寄進により、正中二年(1325年)に創建された。

 

その後、伊勢長氏(北条早雲)と三浦義同(入道道寸)の戦いが繰り返され、永正十年(1573年)兵火により全山を失い、慶長十二年(1607年)に再興された。

 

大山・江の島詣でとして藤沢宿は発展し、参勤交代の大名の宿泊所として、遊行寺は利用されて藤沢宿の中心でした。

 

遊行寺橋を渡る

 

青銅製燈籠

天保十三年(1842年)建立

高さ2.8m、台座を含めて3.9mと立派です。

 

惣門といろは坂

大きな黒の冠木門(門柱にぬきをかけた門)

その先には「いろは坂」

阿弥陀様の四十八願にたとえて四十八坂と呼ばれ、春は両脇の桜で花のトンネルなります。

いろは四十八文字から「いろは坂」の愛称があります。

 

大銀杏

本堂の前に大銀杏

樹齢700年とも

 

本堂

木造銅葺、木造としては東海道随一と言われ、昭和12年落成

 

時宗家紋は「隅切三」

一遍上人が出られた伊予の河野氏の家紋

 

 

本堂内部

 

本堂右手

 

地蔵堂(ひぎり地蔵)

 

五輪塔と六地蔵

酒井忠重は萬治三年(1660年)六地蔵を建立し翌年には万日堂(念仏堂)を寄進した。

寛文六年(1666年)に忠重を偲び五輪塔を建てる。

 

鐘楼

正平十一年(1356年)鋳造

戦国時代に北条氏によって持ちされれたのを中里理安と息子の理益が取り戻した。

鐘楼の前には理安と理益のお墓がありました。

 

鐘楼脇の坂道を登ると宇賀神社

宇賀神社に祀る宇賀弁財天は、徳川氏の祖とされる有親の守り本尊と伝わります。

 

中雀門と左手に黒門

左手黒門の先が、寺務所になります。

 

中雀門表

 

中雀門裏手

 

建立者は、紀伊大納言徳川治宝

菊の御門が光り輝いていました。

 

御番方

受付であり入口になります。

 

 

放生池

元禄七年(1694年)に五代将軍綱吉の「生類憐みの令」で、江戸市中の金魚・銀魚が集めれれて遊行寺の池に放生された。

 

放生池の脇に南部茂時の墓

鎌倉幕府滅亡の際に鎌倉で自害した茂時を部下が遊行寺に運び埋葬した。

 

そのほかにも、色々なお墓がありました。

 

次は、藤沢宿を歩き白旗神社へ

そして、江の島駅の龍口寺

極楽寺駅で十三佛の極楽寺・成就院へ

と計画しています。