純粋で信じられないくらいピカピカの、愛でした。
わたしのために就職して、指輪と結婚資金も貯めて、名字も変わっても構わないと、誰よりも良い夫になりたいと、
玄関に靴が3足並んで、歯ブラシが3本並んで、毎日おかえりとただいまを言って
そんなピカピカの愛をくれた
その愛をわたしは失った。
指輪と結婚のために貯めた資金ももう使っちゃったよ
と口にするきみの死んだ魚みたいな目
わたしは失った。きみの全身全霊のピカピカの愛を。
きみは何も失わず。きっと私のことも失わず生きてゆく。
そして10年後はもっと素敵なひとと出会い
家庭を持って子どもも持って
幸せに暮らしてる。
わたしはるうちゃんとふたりで
生きてゆく。
誰かの役にたって死ねるように。
ごめん、愛してるの律みたいに、
誰かにあたたかい光を残せるように。
るうちゃんが幸せになりますように。
ずっと笑っていられますように。