平日の午前中、飯田橋駅を降りて東京大神宮におまいりしました。
かつては朝から熱心に拝んでいる人たちも見受けましたが、この日はごく少なめ。
かたわら、昇殿してご祈祷を受けている人たちがいました。
読んだ本の受け売りですが、江戸時代までは疫病がはやると、とりあえず神様としておまつりしたとか。
そうすると、やがて流行が鎮静化してきたときに「ああ、やっぱりおまつりしといてよかったんだ」となったそうです。
もちろん現代では、ウイルスのせいだとわかっていますから、神様にして拝んだりはしませんが、目に見えないものはやはりこわい。
しかし、わたしたちの先祖は、この国におきた疫病も飢饉も戦争も自然災害もすべてなんとか乗り越えてきたわけです。
だからこそ、わたしたちがこんにちここにいるのですよね。
それを考えると、もうすぐもうすぐと耐え忍んで、収束する日を待ちましょう。
こちらでも墨書ではなく書置きの御朱印になっております。