なまはげの伝説を訪ねて男鹿市門前にある赤神神社にまいりました。
県道沿いに社殿がありますが、横から奥へ登れる参道があります。
かつてここ本山には大規模な宗教施設があり、僧坊や堂が建っていたそうです。
宝篋印塔もあります。神仏習合の修験の場だったようですね。
この地に漢の孝武帝(赤神)が五匹の鬼を連れて降臨してきたのがなまはげの由来という伝説もあります。
堂に至る999段の石段は、鬼が一夜にしてつくったとされています。
象頭…? ガネーシャですね。歓喜天ですね。
御手洗池の跡。
姿見の井戸。
覗き込んだ自分の姿がはっきりしないと、よろしくないそうです。
見えてきました。御祭神は、赤神山大神。
瓊瓊杵尊ではないかという説もあります。
宝永7年(1710年)の建立という社殿は、独特の建築様式です。
5棟の社殿が横に並びます。
左から、十禅師堂、八王子堂、赤神権現堂、客人(まろうど)権現堂、三の宮堂です。
よい意味で観光化されておらず、すごく感じ入ります。
ふだんは無人社。
御朱印は書き置き。セルフで日付入れるスタイルでした。