桃の花は春の風にほほ笑むのさ。
節句の日に、柏神社にお参りにきました。
賑やかな街なかにあります。
旧社格は村社。江戸時代に、京都から八坂神社を、出羽から羽黒神社を勧請しました。
明治になって合祀して、昭和49年に「柏神社」と改称しました。
鳥居をくぐってすぐ右側に境内社が。「待道さま」(まちどうさま)とあります。
この地域の安産祈願の女性の講だったそうです。待道講は、辛い環境にあったかつての女性の心のよりどころ、ストレスの発散などの役割があったのでしょう。
柏神社は古くから「天王様」とも呼ばれて地元に親しまれてきました。
手水舎です。
平成4年生まれの狛犬です。
駅に近く、コンパクトながら荘厳な雰囲気です。
ご祭神は、大山祇命、稲倉魂命、月読命、素戔嗚尊、稲田姫命です。
立派な権現づくりの社殿がすてきです。
書き置きのみですが、御朱印があります。
かつて訪れたときは御朱印じたいなかったので、ありがたいことです。