大阪に来たら、お初天神いかなきゃ!
正式な社名は露天神社です。社号標では「露」と「天神社」のあいだをあけていますから、ちゃんと「つゆのてんじんしゃ」と読みましょう。


有名ですから説明ははしょります。このあたりは大昔は大阪湾に浮かぶ島でした。
島の鎮守として創建された当初は、神明社でした。


手水舎です。平安時代に菅原道真が筑紫に左遷される途上、この地で歌を詠んだので、天神社になりました。
さらに江戸時代にはまだ後背地に大きな森があり、遊女のお初と手代の徳兵衛が心中した事件が起こり、それを題材にした近松門左衛門の浄瑠璃が大ヒット!


西日本の神社には、こうした標柱(しめばしら)が多いんだよねー。
東の方にはあまりありません。


「定醫藥禁厭 人咸蒙恩賴」…医薬禁厭を定む、人ことごとくみたまのふゆをこうむる。
医学とか薬学とか祈祷の方法などができたので、みんなおかげで健康だよね。みたいな?
公衆衛生の広報的な意味があったのかしら。


夏越の大祓の茅の輪。四角いにゃ。


天神さまなので撫で牛あります。


お初と徳兵衛のブロンズ像あります。


末社のお稲荷さん。


御朱印をいただきました。かっくいー。