株の分析、比較、ランキングして行くブログで毎日投稿しています。
今回はアフラックです。
基本情報
※長いので飛ばしてもらっても結構です。
米国株。収益の7割が日本。事業の中心はがん保険。総資産15.3兆。自己資本2.9兆。長期投資額13.3兆。内部留保3.4兆。売上高2.2兆。営業利益4600億。税引き前利益4400億。純利益3300億。自己資本率19%。営業利益率21%。税引き前利益率20%。純利益率19.8%。時価総額2.6兆。
1株当たり純利益4.45ドル。配当1.08ドル。配当性向24%。株価46.5ドル。現金同等物4600億。
東洋経済発行の米国四季報参照
1.競争優位性
アフラックの内部留保はここ15年間で平均10%の上昇を見せており、たったの一度も減少したことがありません。
平均10%で増えているということは何らかの競争優位性を持っている確率は高いです。
なのでこの場合アフラックの競争優位性は永続的に内部留保をできる企業体質です。
内部留保とはつまり普通の人でいうところの将来のため、夢のための貯金なんですがほとんどの人はそれができないofしたくてもできないもので、保険業界でも下のほうの企業は内部留保を貯めることができないのが現状ですが、アフラックは貯めることを10何年間も欠かさず行ってきました。
なのでこの企業は最高レベルの競争優位性を持っていると言えます。
2.安全性
競争優位性でも言いましたが、アフラックは永続的に内部留保をためる力があります。
永続的にためる力があるということ=永続的に収益を上げることができる
こう考えると安全性は非常に高いです。
さらに言うと長期債務は純利益2年分しかないので返済能力があり、自己資本比率が19%と保険会社の中ではあまり債務を抱えていない方なので財務優良企業でもあります。
3.成長
保険業界自体が成長のあまりない業界です。
アフラックも例にもれず収益はここ15年で50%しか上昇できず、ほかの企業の平均と同じでした。
4.株主還元
アフラックの配当性向は約25%とあまり積極的ではありませんが、長期的に配当を成長させてくれてるので配当は最高ではないですがいい方です。
自社株買いもですが長期的に成長させてくれます。
この株主還元の姿勢は悪い印象ではないですが株主還元にこだわっているという印象はないです。
どんな投資家に向いているのか
慎重な投資家〇
優良銘柄投資家〇
成長株投資家✖
慎重な投資家〇、優良銘柄投資家〇
財務優良企業で、内部留保を貯めこむ力がある
ということは貯金が出来て高年収そして家計管理のできるハイスペックな人と同じような感じです。
ですがもっとすごい金融企業は山ほどいるので…
成長株投資家✖
成長が無い業界なので成長株としては見れないです。
※投資は自己責任でお願いします。