こんにちは個別銘柄分析マンです。
今回は生命保険株が買うに値しない理由を解説していこうと思います。
理由
1.本質的に割安ではない
PBRはほとんどの株が1倍を切っており、安いという方もいるかもしれません。
ただ、これは裏を返せばこの業界自体が期待されてない証拠であり事実この業界は10数年前とあまり変わっていないです。
さらに言うと金融業界自体が割安な業界なので(安定性が低く、あまり成長がないため)わざわざ生保株買わなくったってほかにいくらでもいい銘柄はいくらでもあります。
2.成長が遅い
営業利益は15年でほぼ成長しておらず業界平均は約20%の上昇で、ほとんどの保険会社はこんな感じです。
そして生命保険事業を中心とした、企業のほとんどが他事業の成長が見受けられず、あまり将来の期待もありません。
成長しないということは未来と比べて割安な株価ではありませんし、現状に甘んじている現在では保険業界のアマゾンがやってきた時にどうするのやら。
3.高配当株としては優秀
優秀な高配当株の定義は今後も安定的に配当を増やしてくれて、利益が長期的に見れば少しずつ伸びていく企業でなおかつ問題が無い企業が好ましいです。
保険業界は配当利回りが高く、配当性向平均35~50%なので配当を無理して払っているわけでもなく、安全性も高く少しずつだが成長している企業も多いので、超優良高配当株ですがこれもJPMなどの変わりがいるので.......
4.全体的にパッとしない
この業界はROEや利益率などの平均が低く、他業界と比べて抜きんでるところがありません。
さらに言うとこの業界のほとんどの株はJPMの下位互換です。
まとめ この業界は特別悪い企業は少ないが、良い企業がほぼいない。