映画『君たちはどう生きるか』を観てきました。


アニメーションの映画には

ヒーロー・ヒロインの心の中と現実

織り交ぜて表現されたものが多いけれど

宮崎監督は

その『心の中』の具現化に類い稀な世界をお持ちですよね!


この映画を見終わった時

思わず

私の心の奥の奥には

どんな物があったかな?

と自問自答していました。


子供の頃からの思考癖みたいなもの‥


実は私、とても人見知りで

特に男性に警戒心を持っていました。

例えば

バスの中で優しく微笑みかけてくれる男性を見て

「この人母のことが好きなのかしら?」とか

とんでもないことを想像していたんです。


自分だけの心の中にしまっておこう!

と思うまでも行かない

『小さくて些細なひらめきや考え』

って現実には起こらないことが多いけど‥


それを思い出すことで

自分が大切にしたいもの

が見えるような気がしますブルーハート


自営業で四六時中一緒の両親は

よく夫婦喧嘩していました。

そんな様子を見ていた私は

お父さんはお母さんのこと好きじゃないのかな?

お母さんはお父さんのこと嫌いなのかな?

などと、よく考えていました。


実はその頃から

『好きとか嫌いとか関係なく

家では穏やかな生活をしたいなぁ』

と思っていたのかも?


もちろん

結婚は好きな人とするものですウエディングケーキ


でもね

感情ばかりを重視してしまうと

相手が自分を好きか?

とか

自分はこんなに好きなのに!

とか‥

穏やかではありませんよね泣


私にとっての愛は

日常生活を穏やかに過ごすこと笑


忘れかけていた心のひだを

もう一度思い起こさせてくれた宮崎監督

素敵な音と映像をありがとうございました。