京都、東本願寺の
名古屋支所みたいなところ。
「ちょっと変わってるな、私」
と、思けど理由は三つある。
帰路の途中の国道19号沿いで、
駐車場は無料で、
入館無料の本堂は畳敷で静かなので一休みするのにいい。
都会の真ん中でいきなり、
異次元の世界に浸ると、
気分転換になるんだよね
この日は境内で鐘が響いていた。
何かね…
疲れがすーっと…
抜けるー…
ここの地は昔…昔…
織田信長の父である
信秀の居城であったらしい。
信秀といえば、
(麒麟がくる)高橋克典さんだ。
らららクラシックの番組で
毎週会っている好きな人。
「高橋克典さんがいたんだー」
と、思うとグイグイ親近感が湧く
本堂で法話が始まった。
煩悩…ぼんのう…と繰り返し説いている。
正直なところ、
う~ん、よく解らない
こんな概念もあるんだな、
と新鮮だったけど
驚いた
このお寺は戦時中に空襲で焼失している。
その爆撃と時を同じくして
熱田区白鳥の母の実家も
焼失している。
あの時に、
どちらも燃えてしまったんだ。
又、親近感が湧いた
帰ろうと本堂を出ようとした
その時、
とても驚いた
参拝者が歌を歌い始めた。
≪知ってる、
私、歌えるよこの歌≫
親鸞聖人を讃える歌
恩徳讚だよ
通った学校が
仏教系だったので
歌詞の意味もわからないまま
(※阿弥陀如来様に感謝して報いましょう…みたいな)
何かと歌わされた。
この日、
学生以外の
学校以外の場所で
歌声を
初めて聞いた。
阿弥陀如来像の御前で、
みんなで恩徳讚を
ボソボソ歌う。
これが本気の讚歌なんだな、
って感動した
思いがけなく、
親近感があふれてしまった
東別院
何だか
私の人生につながってるかも