2019.11.17.(日)
地域の公民館での
《災害時の避難所運営訓練》
に
《ペット同行避難担当》
として参加した。
ペット避難場所に指定されている、決して広くない(※狭い)駐輪場にあえて大小ケージとクレートをびっしり並べて訓練参加者の方々に見て頂いた。
そして、問いかけた
「皆さん、ここに愛犬、愛猫を置いとけますか?」
「ちょっと厳しいね~」の声
思惑どおり、どんよりした空気
そこで避難所以外の選択肢として
《車中泊を提案して》
コチラの人用展示は十分な説得力あり。
(と、指令を受けていたので…たいした見せ場もなく)
ペットの車中泊を披露
この時、(※私にとって)かなり驚きの現状を知った。
参加者数人が大きくうなずいて、こう言われた。
「そうかー
ペットと車にいればいいんだね
イイコト聞いた
今日来て良かったわー」って。
あれって…
私にとって、ペットとの車中泊は至極当然の認識。
しかし、世の中は多種多様。
「啓発活動をするにあたって、自分自身の常識は棚にあげなくてはいけないな」
と、学ばせてもらえた。
この訓練会で私は衝撃的な事実を思い知らされた。
主宰した区長さんの思惑にまんまと引っかかった、という訳。
区長さんはこう言われました。
「災害時の避難所運営はここを使う住民のみなさん一人一人にやってもらいます
来た人が自発的にやるべきことをやっていってください
誰がやる、などという担当はありません」
そう言われれば確かに、
担当が避難所に駆け付ける、等の保証はない。
ペット担当(みたいな位置づけ)の私の身の上だってわからないしね~
釘をさされて、次々にやるべき事のパフォーマンスが繰り広げられる。
気にしたこともなかった
震感鍵箱
なるものを改めて知った。
「色々並んでるな~」と、思っていた
災害時、避難所(公民館)に鍵がかかっている場合
最初に来た人が鍵を開ける、という。
「さー、皆さんやってくださいよ=」
区長さんにせつかれておろおろ作業をする参加者
応急給水栓の設置
冷静に…
各部屋に案内の張り紙
協力して…
簡易ベッド作り
険悪な空気にならないように…
避難食作り
あれもこれもと、たっぷり働いた(つもり)
それでも今日はほんの一部だと思うけど、
災害が現実になったら想像を絶する作業量なんだろう。
おまけに私達にはペットもいる
果たして
冷静に…
協力して…
険悪な空気にならないように…
できるものなのか
避難所で自分とペットの安全&安心が欲しいのなら
答えは一つ
地域の防災訓練への参加は必須
避難所に行けばなんとかなる
の思いは即刻
棚にあげなければいけません(バイバイ)
私は確かに甘かった
たとえ、
何とかしてもらえた
というのならそれは
地域の方々の甚大な労力のお陰。
ありがとうを何回言っても足らないほど
頑張っておられる。
避難所はみんなでつくるもの
《避難所運営訓練》
の大切さがジンジン染みた。