我が家の南側はゾーゾーの雑木林
お陰で人目を気にする事なく
大変 無防備に生きてきました
窓を開けると緑と青い空しか見えない
年中、色々な鳥達がやってくる
(鳥が苦手なので名前は全然ダメ)
モズ?が100羽程、庭に舞い降りて
来た頃は本気でぞっとしたし…
コウモリがジグザグ飛びしてたのも
怖かったし…
ホトトギス?がキーキーいうのも
にぎやかで良かったし…
巣で口をパクパクしてエサをねだる
カラスの赤ちゃんにせっせとエサを
運ぶ、嫌われカラス達…
そんなの見てると嫌いになれないし…
すずめの子どもがピーチクパーチク
楽しそうに飛ぶ練習してるし…
そんな中で一等はウグイスだね
春一番のホーホケキョ は
鳥が苦手な私でさえも
《あ~ここに住んで良かった 》
と感じさせてもらえたしね… あの日までは…
ある日、朝からガーガーゴーゴー
ウチのワンコも不安そう
《かーさん、大変だっ
地球が破壊されてるよ 》
オーマイガーの 二日間
たったの二日 で丸裸
あれえー向こうが見えちゃう
このとき、鳥の悲鳴が聞こえた…
(ような気がした)
50羽~80羽程のつばめがびっくり
あわてたように 右往左往
飛びまわっていた
昼まであったエサ場が夕方には
すってんてんだしね…
そりゃ、おどろくわ
かーかー群れてたカラスも今日は
たったの一羽だけ
帰るお家がなくなって呆然としてる
当たり前だった自然が無くなるって
ほんのひと時…なんですね
まのあたりにして衝撃でした
この土地、噂では 二億円
で売買されたそうで…
スズメもカラスもウグイスも
スズムシもムカデも蚊も…
二億円の価値のある生き物達
だったのかなと思えてきて…
カラスの赤ちゃんの口パクパクは
もう見れないし
いなくなって…やっと…気が付いた
当たり前じゃなかったんだなって
かといって、二億円で買い戻して
木を植える訳にはいかないし…
なんだか…取り返しがつかない事を
してしまったような気がする