ザーアートマンのブログ -5ページ目

ザーアートマンのブログ

ペン画の展示。絵のサイズはハガキ大です。定年後書き溜めた絵画をできれば毎日一枚展示していきます。

 

 

ことばの物語

〖日常の仏教語〗

 

くしゃみ (くさめ・はなひる)

説明するまでもなく「ハクション」ですね。

鼻の粘膜が刺激されておきます。

また、寒い時にもおきますが、これは身体の体温を

上げるために起きるそうです。

くしゃみが連発すると体力が著しく消耗するそう

です。

漢字で「嚏」と書きます。

字の成り立ちは「口+疐(つまずく)」。口が躓くと

いうことであります。(面白い発想ですね)

 

人がうわさをするとくしゃみが出る」といいま

すが、この言葉はとても古く、儒教の経典『詩経』

に既にみられるそうです。

 

(仏教)

古くインドでは「くしゃみをすると命が縮まる

といわれ、くしゃみをすると「クサンメ」と唱え

る習慣があったそうです。

 

ある時、お釈迦様がくしゃみをすると、弟子たち

が一斉に「クサンメ」と唱えお釈迦様の健康を願

ったという。これが中国に伝わりくしゃみの語源

になったさうです。

 

クサンメ」を漢訳すると「休息万命(くそくまんめ

い)」と表記するようです。

これが「クサメ」になり「くしゃみ」に転化して

いったと。

     (参:仏教語辞典/麻田弘潤著・誠文堂新光社)

 

工夫 くふう

(日常語) よりよい方法、手段を見つけようと考え

をめぐらすこと。

(仏教)

仏教ては「工夫」というと、仏道修行に専念する

ことであります。

特に禅宗では参禅(座禅)に励み、様々な努力を重ね

ることをいい、重要視される言葉だそうです。

もともとは「工夫=工具+人」からで、作業に従事

する人たちの労力、活動の工夫の様子から生まれた

言葉だそうで、汗水たらして一生懸命に勉めより良

い物を造ろうとする創意工夫を見習いなさいと言う

意味であったようですね。

 

愚痴 ぐち

(日常語) 言っても仕方のないことを言って嘆く。

(仏教)

愚痴はサンスクリット語の「モーハ=真実く暗いこと

漢音訳が「莫迦(ばか)」であります。

これは煩悩の三毒(貪=貪欲・瞋=いかり・痴=おろか)

一つで、智慧に暗く物事の真理や道理を理解できない

ことを指しています。

 

 

                 今日一日幸運でありますように!

 

勉強の主な参考書

漢字の用法ー角川小事典(武部良明著)

動物シンボル事典ー大修館書店/ジャン=ポール・クレベール

英米故事伝説辞典ー冨山書房・井上義昌編

中国の故事と名言500選 (平凡社/駒田信二・常石茂編)

新明解「四字熟語辞典」 三省堂

新明解「語源辞典」(三省堂) ことわざ辞典(gakken)

新明解「故事ことわざ辞典」 三省堂

新明解「類語辞典」(三省堂)

成語林(obunsha)

暮らしのなかの仏教語小辞典(ちくま学芸文庫)
新・仏教辞典(誠信書房)

哲学用語入門(大和書房/高間直道著)

哲学辞典(平凡社)

漢字の用法(武部良明著/角川小辞典2)

仏教語源散策(中村元編/角川ソフィア文庫)

落語ことば辞典(榎本滋民著・京須偕充編)

中国史で読み解く故事成語/阿部幸信著 山川出版)

漢字の語源図鑑(平山三男著/かんき出版)

動物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

植物の漢字語源辞典(加納喜光著/東京堂出版)

古典語典「東洋」(渡辺紳一郎著/講談社)

中国名言物語(奥野信太郎編/河出書房)

中国名言集(一日一言) 井波律子著/岩波現代文庫

世界の神様解剖図鑑 平藤喜久子著/(株)エクスナレッジ 

ブッタいのちの言葉/宮下真著・道元禅の言葉/境野勝悟・

一休禅の言葉/境野勝悟ー知的生きかた文庫

心が晴れる禅の言葉/赤根祥道た著・空海感動の人生学/

親鸞感動の人生学/山崎龍明—中経文庫

ニッポンの謎学/永岡書店

漢字の話し 上・下/藤堂明保著・朝日選書