今日は仕事の関係で、食品衛生責任者の資格を取るため、食品衛生責任者講習を受けに来ている。

9時に始まって、17時くらいまでお勉強だ。


机に座って、テキストを開いて、おじいちゃんの講師がレーザーポインタでスクリーンを照射しながら解説をする。

まるで一日だけ大学生に戻ったような感じだ。


隠れてLINEしながらたまに目くばせして笑いをこらえ合う友達が少し離れた席にいれば完璧なのだが、

見渡す限りの中年男女。妄想するにはちょっと難易度が高い。


斜め前方にショートカットでワイシャツにベストの女の子がいるが、

ちょうど視界を遮る形でサンドイッチマンが配置されているため、

サンドイッチマンしか目に入ってこない。

ちゃんとサンドイッチの取り扱いに気を付けているようで安心する。

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開始から2時間を過ぎて、退屈になった。

眠くなった時用に目薬を用意していたが、眠気はそれほどでもない。

(始まる前にモンスターエナジーを飲んでいるのが功を奏したのかもしれない)


中学生時分、三国志にハマっていた頃、よくノートの端っこに漢字で書けるだけ人物の名前を羅列したものだった。

久しぶりにやってみよう、と思った。

曖昧な記憶だが、全盛期は200人を超える名前を書いていたと思う。

あれから20年以上経っている。

何となく、50人くらいが限界だろうな、という感覚で、まず「劉備」と書く。

続いて、関羽、張飛、趙雲...、蜀の五虎将軍だ。

懐かしさにニヤニヤしながら書いていくのだが、思いのほか出てくるものである。


昼休みに入って、一旦数えてみる。

86人。おおー、目指せ100。


しかし、既に「木鹿大王」や「金環三結」、「張曼成」や「馬元義」まで名を連ねているので、

ここから14人増やすのはなかなかどうして。

そんなことより時間割に「確認試験」って書いてあるけど大丈夫かな。

途中からあんまり集中して聞いてないけど。

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若い頃の記憶というのは残っているものだ。

もう出ないなーと思ってさっき数えてみたら、107の人物名を漢字で書けていた。

間違っているのが何人かいたとしても、100人は硬い。

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講義は退屈だが、たまにはこういう空気感も悪くない。

無事に修了証を手に入れたので、資格ゲットである。

来週はまた、防火防災管理者講習がある。