ムスメが産まれて数ヶ月は暗黒時代でした
産まれてから1ヶ月弱、ムスメはNICUに入院していたので離れ離れ
ワタシはやる事もなく、体は産後でボロボロ、ダウン症+ファロー四徴症の告知で心もボロボロ
ダウン症と分かってまず考えたのは正直ムスメの事ではなく、自分たちの事でした
私たち夫婦、家族の人生はこれから真っ暗で楽しいことなんてひとつもないと思っていました
ムスメを愛せるのか、かわいがれるのか、育てられるのかということを考える毎日
仕事も辞めて、障害のある子をずっと育てて私の人生終わるんだろうな
周りの人にダウン症って知られるの嫌だなぁなんて思っていました
思い描いていた子育てとはかけ離れていて、どうして私ばっかり辛い思いをしなきゃいけないのとやさぐれていました
生後28日目にムスメは手術が必要になり、別の病院に転院しました
その日から私は病院でムスメに付き添い、本格的な子育てが始ましました
絶望だと思っていたのにムスメに添い寝をしているとかわいいという気持ちになったのを思い出します
毎日寝るときはムスメと手をつないでいました
やわらかくてあったかいムスメの手を握っているととっても気持ちが落ちつきました
少しずつ、少しずつ母親になっていけたんだと思います
この文章を書いていると当時のことを思い出して涙が出ます
確かに思い描いていた子育てとは違うけど、普通の子育てとあまり変わらないのかもしれません
カメラを向けると嬉しそうに突進してくるので、ブレブレで同じようなアングルの写真がいっぱい
でもブレブレ写真もたくさん動けるようになった証拠
ネンネ期が長かったからこんなことも喜びになる
ダウンちゃんの子育ては普通の子育てより喜びがいっぱいなのかもしれないですね