信州は小諸。
新幹線の発着を反対したため、今は完全に寂れてしまった街。
そんな’しなの鉄道’の小諸駅。
この駅では、軽井沢、長野行きの接続や、小海線の起点駅として、
けっこう長い時間ホームで待たされたりする・・・。
だから暇つぶしがてら、小腹を満たしがてら
何故か食べてしまう駅そば。
『ひしや』 （小諸駅ホーム内 駅そば）
昔はよく食べたなぁ・・・。
マズかったけど・・・。
この日も、軽井沢への電車の接続で、えらい長く待たされたので、
暇つぶしがてら、小腹を満たしがてらに
10年以上ぶりぐらいにこの店に手を出してみた。
うわっ
たっけー
いつの間にか、かなり値上がりしてたんだね。
駅の立ち食い蕎麦で、一番安い’かけそば’が350円はあり無いでしょう
かけそば 350円
蕎麦は一度茹でて調理されたものをとり置きしておいて、
注文の度に再加熱（２度茹で）するから、
コシがなくて、ふにゃふにゃ・・・。
蕎麦粉の比率もかなり低い。
蕎麦の風味なんて、ほとんど感じない。
濃い目のつゆは塩分強めで、ダシは塩味で打ち消され気味。
以前よりも100円以上も値上がりしていたんで、
当然味や技術、素材がグレードアップされていると思ったら・・・、
・・・やっぱマズかった。
ってか、この仕事、この味、この蕎麦粉率、この完成度でこの値段はありえないでしょう
’生そば’から茹でる軽井沢や長野駅の手間のかかった、上質な’駅そば’と同価格は無いでしょう
まだ、新橋の駅前の立ち食いそば屋さん達の方がレベルが高いし、ＣＰも良い。
正直、信州そばを語る詐欺のボッタクリにあった気分。
競合店が無いからなのかなぁ・・・、これでＯＫとしちゃっているのがなんか悲しいね。
これを’信州そば’とされるのは、長野県出身者としては、残念としか言いようが無い。
でも・・・、’駅そば’は風情があるから・・・、
小腹がすいたら・・・、
やっぱ食べちゃうんだよな・・・きっと・・・。
まさに’駅そば’マジックだね。
ちなみにこの小諸駅を起点とする小海線は
日本一標高の高い場所を走る高原列車
である。
ちなみにこの店は、私が食べた’駅そば’の中では
日本一高くてマズイ’駅そば’
である。
『ひしや』 （小諸駅 駅そば）
長野県小諸市
しなの鉄道 小諸駅ホーム内
最寄り駅：小諸
個人的好み度（10点満点）： ３