反撃の狼煙 | + 葉桜と桜桃 +

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不定期で不安定な日記帳。

BUCK-TICK、40枚目のニューシングル、
「Go-Go B-T TRAIN」。

さっそくスリーブケースを開けたら、ぎゃー!ってなって一旦閉じた(笑)
ジョジョ立ちならぬ、美しい櫻井立ち。

改めて開けていくと、ジャケット以上にポップで可愛いディスクが出現!


タイトル部分がさりげなく切符になってる。


・Go-Go B-T TRAIN
MVで見て、まずHey,hey,hey!が頭から離れなくて……もう一回聞きたいタイミングで三回目が来るの気持ち良すぎて(笑)
シンプルで覚えやすくて、攻撃性を秘めたノリのいい曲。
エフェクターかけたギターなのかギターじゃないのかわかんない音が細かく散りばめられてるけど、うまく調和されていて主張してないから自然と聞けちゃう神業。

イントロからTRAINのキーワードを引っ張り出してきたあっちゃんも凄い。TRIPとチューリップをかけていたり、片道だけで闇をゆくのも最高。生まれた時からどうせ片道切符だもんね。
B-T TRAIN に乗ってれば素敵なところに行けるらしい。

この曲聴いたら、やってやるぜ!って気持ちになったので、今井さんが仮題に「rebels(反逆者)」とつけた想いもちゃんと乗っかってるんだなと感じました。


・恋
最初聞いた時は正直ピンと来なかった。というのも、レクイエムだという先入観から悲しい曲調だと思い込んでしまったから。

イントロから歌の入りがシームレスで、難しい歌だなあという印象。
軽やかで静かな曲調が意外だった。優しいお別れの曲。鳥のさえずりに聞こえる音や間奏の口笛が新鮮で、真夜中ではなく朝になっていくイメージ。

何度か繰り返し聴いたら、二番から急にグッときて涙が出た。独りたどり着いた階段の上。
伸びやかなファルセットが優しくて寂しくて。

最後の4行は、揃えればぴったりと歌詞が並ぶのに、わざと文字を1文字ずらすことで、先に行く君にずっと追いつけない感じが伝わる。
永遠の片想い。
もしかしたら、死神の恋でもあるのかも、と捉えたらストーリーが広がって妄想が止まらない。


・唄  Ver.2021
シャッフルビートでリアレンジ。
アコギにピアノとサックスでスウィング風。
お洒落でカッコいいんだけど、私は原曲の重厚な感じが好きなので迷いますね。聴きくらべて楽しめる。ライブの時、ノリが変わっちゃうからちょっと戸惑うのかな。
相変わらずベースラインが気持ちいい。


・JUST ONE MORE KISS  Ver.2021
配信でも感動したけど、やっぱり好き。
キーを調整したアコースティックバージョン。
まさか2021年に新しく生まれ変わって聴けると思わないから、それだけでも感動的だけど、とにかくメロディーの美しさが際立つようになってて。こんなに綺麗な曲なんだなって再認識。
きっと横ちゃんの功績が大きいと思う、ありがとう(笑)