凄いものを見てしまった……。
それが昨夜のBUCK-TICK配信ライブ、
「魅世物小屋が暮れてから-SHOW AFTER DARK-」を観た時の、本音です。
何十年ファンやってても、こんな気持ちにさせてくれるなんて。BUCK-TICKが本気で配信をやるとこんなことになっちゃうんだな。
装飾と照明に彩られた劇場にメンバーは揃っていて、一部は全編アコースティックバージョン!
まさに大人な、夜のショウがしっとりと始まる。
しかも、まさかの唄のアコギバージョンからスタートするとは!
しかも、選曲がヤバ過ぎるでしょ!
どの曲も納得。そして、このためにアレンジされてて感動しかない。
JUST ONE MORE~までやってくれるし。
呆然としてしまった。
配信でトーチ灯らすって凄いな。
モノクロの映像から赤い照明に切り変わるところ綺麗でした。
一部では、黒い着物を羽織って赤いコサージュを付けてたあっちゃんが、二部では、赤い着物に黒いコサージュに変わり、さらにパフォーマンスも淫らに、遊郭を思わせる。
二部から二人がギターを持ち替えて、アップテンポの曲がスタートしたわけだけど、え、え、これは!
アイコノもアレンジ変わって最早別の曲!
もう歌も曲も何もかも見逃せない。
BUCK-TICKのカッコいいところは、自分達で作った曲をもう一度自分達でぶち壊して、全く新しい曲へグレードアップさせることが出来るということ。何十年聞いてる同じ曲なのに、また「はじめまして」と出会わせてくれる。
今井さんは下に降りてたり、寝っころがったり相変わらずでしたが、ヒデちょっと緊張してた?(笑)なんか表情堅かった気がする。
アニイのピンクの衣装とても良いですね。途中で後ろからあっちゃんが見守る姿は和みました。ユータさんは渋かったよ。特に一部は最初からベースが心地よかった。
あっちゃんが何度もグッドラックのジェスチャーをしてた。綺麗な指の十字架。
(領域展開じゃないよ、あっちゃんの無量空処だったら誰も戻って来られないよ)
大ラスに向けてだんだんポップな曲になっていき、夢見る~きらきら星の終わりは、良い夢を見て眠れそうな安心感があった。
お気に入りは、あっちゃんがルージュを塗られてるシーンをわざと映してるとこかも。見ては行けない映画のワンシーンみたいでドキドキしました。
最初の映像が巻き戻っていって、元に戻ってFIN.の終わり方も感動しました。SEすき。
こんなに時間をかけて準備、製作してくれたメンバーと関係者の皆さんに感謝!
素敵な作品をありがとうございました。