こんにちは、絶學無憂です。

好きな女性に振られて、相手がめちゃくちゃカッコイイ男性と付き合いだしたら、落ち込むでしょう。

好きな女性に振られて、自分がめちゃくちゃ美人と付き合いだしたら、よい気分になるでしょう。

とすれば、面倒くさい感情解放や観念の手放しなんかよりも、美人と付き合ってセックスすることが大事なんじゃないでしょうか。

うーん、そうかもしんない。私も美人とセックスはしたいから。

ただね、一応、上に書いてあるようなのが世間の普通の反応だというのは分かっているんですが、その好きな女性というのを本当に愛していたならば、ですよ、その女性が自分よりもよりふさわしいパートナーと巡り合って幸せになったならば、喜んでもいいんじゃないか、と思うんですね。

また、新しい美人と付き合ってセックスするぞ、っていうのも、もし、もとの女性を見返してやりたい、っていうことが中心になっていると、ただ二元性の中で勝ち負けをやりたいだけっていうことですから、今日はうまくセックスして勝利を味わい、明後日はまた振られて落ち込み、という激しい揺れを経験するようなことに、陥るんじゃないかと思います。

もっと素直に、俺は美人とセックスをする！というほうが健康的でよいですな。

結局こういう世界の中でやっている限り、ずーっと感情の振り子が揺れ続けて、安心というものとは程遠いのではないかと思うのです。

自分がどういう極性の中で振り子を揺らしているのか気づいたら、陰と陽の両方をひっくるめて、その極性の軸を作っている観念を手放す。

極性というのはつまり偏りがあるということですから、そこに何らかの思い込みがあるはずなんですね。で、その思い込みに対して、良かった、悪かったとか、正しい、間違っている、とか、モテる、モテない、とか、そういうことを延々とやっているわけです。

それをやめる。

振り子をいかに自分の思う方向へ振るかということに努力する代わりに、振り子をゴミに出す。

そんなんどうでしょうか。

136. 美人とセックスして、フラれた相手を見返せば幸せになる！?