こんにちは、絶學無憂です。

ウィンブルドンの男子シングルズ（英語ではスではなくてズと発音します）決勝すごかったですね。37歳で9回目の優勝をねらうロジャー・フェデラーと、32歳で5回目の優勝を狙う前回王者のノヴァク・ジョコビッチの激戦。

この二人と、ラファエル・ナダルを加えた三人が強すぎて、他のプロ選手との試合が全部イジメに見えてしまうほどですが、今回の決勝戦はフェデラーもジョコビッチも持てる力を出し切っての全力戦で実に見応えありました。

	1	2	3	4	5
ノヴァク・ジョコビッチ	7 (7)	1	7 (7)	4	13 (7)
ロジャー・フェデラー	6 (5)	6	6 (4)	6	12 (3)

特に最終セットでは、通常のセットのようにタイブレークがないのでそのままゲームが続き、第15ゲームでフェデラーがブレークに成功してついに均衡を破り、第16ゲームではフェデラーがサービスのキープに成功したら優勝決定というところで、一旦は40–15に至り、２つのチャンピオンシップ・ポイントを握り、サーブの調子も非常に良かったことからもう誰もが決着がついたと思ったとき、ジョコビッチがそこからカムバックを果たして、ブレーク・バックに成功しました。一体どういう心臓でプレーをしているんでしょうか？私など草テニスでおじいさん、おばあさん相手に戦っていても、試合中はミスを恐れてなかなかラケットを振り抜けないのですが。。。

結果的にゲームカウント12–12にまで達して、新ルールでタイブレークに突入し、そこまで押され気味だったジョコビッチが、フェデラーのミスも手伝って逃げ切り、優勝を決めました。

現在世界第一位のジョコビッチですが、彼がナンバーワンに駆け上がったときの秘密を知っていますか？

このブログを読んでいる人ならもう皆さんご存知でしょうが、万一テニスネタに引き寄せられて新しくきた人は、たぶん全然知らないことでしょう。ということで、参ります。

その秘密とは、自分がグルテン不耐症だと知って食事を変えたことです。

そしてどうやって、グルテン不耐症に気づいたかというと、.....そうです。キネシオロジーの筋肉反射テストだったのです（その後で、病院で検査を受けて確定しています）。

彼は筋肉反射テストの結果で道が開けたと公言する最高の有名人でしょう。英語版ウィキペディアにもこのことは紹介されています。本人がServe to Win（邦題；ジョコビッチの生まれ変わる食事）という著書の中でかなり詳しく経緯を書いているのでチェックしてみてください。（なお、日本語版の中身を確認する機会がなかったので、ちゃんと翻訳に含まれているかどうかは知りません）

なお、グルテン不耐症発見のみならず、この本の中では、ホーキンズの「パワーかフォースか」を推薦書に挙げていたり、パーティ会場で携帯電話をお腹に当てたら筋肉の力が抜けることを実演したら一躍人気者になれるよ、とアドバイスしたりしています。このことから、グルテン不耐症の発見によって筋肉反射テストに興味をいだいて、忙しい遠征スケジュールを縫ってかなり筋肉反射テストについて調べており、実際に自分でも筋肉反射テストを実践しているのはほぼ確実です。

しかし案外、他の選手がこれに追随したという話は全然聞きませんね。

たとえば、今、メンタルで悩んでいる大坂なおみ選手など、フィジカルはすごいものを持っているので、コーチ陣に優れたキネシオロジストを入れたならば、めちゃくちゃに強くなりそう気がします。もったいないことでんな。

113. ジョコビッチ優勝！彼の知られざる成功の秘密とは？