「フラットな感情」の大間違い

https://truth.attraction-method.net/2018/06/05/emotion/

感情解放をして、真ん中へ戻ると心がとても静かな状態になります。

お月さまが鏡のように映る、波一つない池の水、そんな感じかもしれません。

ざわめきがないのでフラット、と表現するのもそれほどおかしくはないように思いますが、ネガティブ感情とポジティブ感情の中間にあるわけではないですよ、むしろ非常に波動が高い状態ですよ、注意してくださいねというお話。

実際に体験している人にとっては、自明の話で、そんなもんとてもすがすがしいのに、ネガティブ感情とポジティブ感情の中間のびみょーな感じと一緒なわけないやろ、というだけのことですが。

案外、実際に体験したことがないのでどういう状態のことを言っているのか分からないという人が多くて、言葉だけが独り歩きした結果、こういう誤解が増えているということなんではないでしょうか。

EFT、ESR、8の字テクニック、バイロン・ケイティのザ・ワーク、エモーション・フリー、などご自身で簡単に試せる感情解放テクニックは探せばたくさんあります。他にも五行音叉、レイキ、シータヒーリングなど、さまざまなヒーリングがありますね。

大雑把に言えば、いずれの場合も感情解放が起こるときの体験というのは、とても似ています。

たとえば、東北大震災のあとで地震に対するストレス感情を経験したので、感情解放を行いましたが、一回やっただけで、震災の話が出てもまったく何の感情ストレスも感じなくなりました。もちろん、記憶が消えたわけではないのですが、もうその記憶に付随した感情が残っていないので、他人事のようになってしまい、なんとも思わないのです（良し悪しは別ですが）。

にしきさんの記事でいうと、これはざわざわしないという意味ではフラットな感情と呼びたくなるような感覚では有るのですが、ネガティブとポジティブの間のびみょーな感じ、ではありません。全然、地震の話なんか気になんないですよ（それの良し悪しはまた別ですが）というポジティブな状態です。

そのテーマに関してはネガティブにもポジティブにも影響を受けない（全然気にならない）ので、ニュートラルと呼ぶのもしっくりきます。が、ここでいうニュートラルというのはネガティブとポジティブの間のびみょーな感じ、ではありません（しつこいですが）。そのテーマにもはや関係なく、ポジティブ側にいる状態だと思います。

私にとってはもう何年も前のことですっかり当たり前のことですが、実際にそういう体験されていない人が案外多いのだということに気づいたので、なるほど、このへんからもう話が通じにくくなるのかと思い、記事にしてみました。

78. 感情解放するとフラットな感情になるの？