お久しぶりです、絶學無憂(ぜつがく・むゆう)です。

 

ずうっと本業のほうが忙しくて息をつく暇もなく、アイデアはいろいろありつつもこちらの方に振り向ける時間とエネルギーが不足しております。

 

おこがましいような表現になりますが、実際にセッションで50年来の悩みが解消されたりするのを見届けておりますので、他にも世の中には沢山セラピストがおられるとはいえ、世間の皆様のグルグルの悩みからの脱却のお手伝いが滞っておりますのは、勿体ない事態ではあると思っております。

 

感情ストレス、心の悩みに関すること、というのは「難しいですよね」というのが一般的な認識ではないかと思います。

 

カウンセラーやセラピストのような専門家はいるけれども、それでもなかなか難しいだろう、あるいはよいカウンセラーやセラピストを探すの自体が難しい、という認識ではないかと思います。

 

心の悩みに対して一般的に通用するような処方箋などない、あるわけがない、という見方もかなり一般的ではないでしょうか。

 

 

これに対して、今の私の認識は変わっております。

 

「心の悩みに対して一般的に通用するような処方箋はある」

 

実際にあるとあらゆるケースに対応できるのかどうかは個別のケースを見ていく必要がありますが、原則としては「処方箋」はある、あるいは、あるのではないか、という認識になっております。

 

このような処方箋があるという認識ですと、そもそも「難しい」という認識も変わってきます。

 

 

 

実はその処方箋のひとつは、何のことはない、瞑想です。

 

同僚の科学者で、いつでも怒っている印象があったのに、10年前とすっかり人柄が変わったなあと思っている人がいて、こないだ話を聞いていたら、セラピーとかやりまくって今は実は瞑想実践者だ、と教えてくれました。

 

私の学生も、別に、私が推奨したわけではないのに、自ら瞑想を始めた、面白い、と言ってました。自称哲学者の彼にはエックハルト・トールを読めと4年くらい言い続けていますが、これはずっと無視していますねw

 

初期仏教で瞑想が釈迦によって推奨されました。それが現代ではマインドフルネスに代表されるように、宗教性を排除した形の瞑想として、西洋社会で広く浸透しています。

 

私も以前は日課にしていましたし、大変いいものです。

 

 

じゃあ瞑想だけやってればいいじゃん、とも言え、実際に釈迦はそれを推奨していたわけですが、瞑想はテーマを狙い撃ちにするのが苦手で、それよりは全自動でテーマを選んで解放していくイメージです。

 

はっきりと、これが悩みだ、と意識されているような場合にはちょっとまどろっこしい、ところがあります。

 

 

そこで私がこちらで推奨するようなセラピー、となるのですが、セラピーのほうはセラピーのほうで、テクニック的にも色んな種類があります。どれがいいんでしょうか、と当然そういう話になります。

 

ブレインアップデートを開発した田仲真治さん、キネシオロジーを約30年前に学んで実践し、数々の奇跡的なセッションを起こして来た中で、彼が辿り着いた結論が、「二元性の分離・再統合」を促進するようなセッションこそが、真に人生を変えるものなのだ、ということでした。

 

この原理自体は、ディマティーニ・メソッドから来ています。

 

この原理を採用したセラピーと、そうでないものとはどう違うのでしょうか。これまでも何回も書いてきましたが、またまとめてみましょう。

 

 

二元性の分離・再統合」というところにゴールが設定されていないセラピーは、どんなによいものであれ、結果的に対症療法的な側面を帯びてしまいます。なぜかといえば最初から「悪いものを取る」という基本発想の中で運用されるからです。これの欠点は、「また悪いものが出てきたらどうしよう」という問題に対応できないことです。もちろん何度でも飽きずに繰り返す、という方法もあり得ますが、堂々巡りの感があります。

 

この場合、うまくいってストレスが減ったとしても、過去に起こった「悪い出来事」は「悪い出来事」という認識のままです。「起こらなければよかったのに」という思いが消えません。この状態というのは、注意しないと分かりにくいですが、やはり自分の人生に起こったことを受け入れたとは言えないのですね。まだ抵抗しています。簡単に言えば、「学び」が欠けています。

 

これが「悪いもの」だ、というその認識・観念そのものに引導を渡す、そのためには、二元性に分離したものを統合させる、という方向性が必要です。

 

とここまで書いてきて、何を言ってんだこいつは、と思われた方もいるかもしれないので、表にしてまとめました。表は便利ですね。分かりやすい!

 

  1. 瞑想 2. 二元性の中のセラピー 3. 二元性を超えるセラピー
テーマ 瞑想の方法にもよるが、一般的には、具体的なテーマを扱うということはあまりせず、全自動で解放が進行していくイメージ 特定のテーマを扱う 特定のテーマを扱う
基本方針 心の囚われ・執着を減らし解放していく 悪いものを取る 良い・悪いの二元性に分離した観念を統合させる
効果 一回の効果はわずかだが徐々に執着が減っていくイメージ。
続けているとだんだん心のブレが少なくなってくる。
感情ストレスが軽減・消滅する。
「悪いもの」は「悪いもの」という認識はそのまま。
感情ストレスが軽減・消滅する。
「最悪の体験」が「最高のギフト」であると気づく。
頻度 日課にする必要あり 再発したら繰り返す必要あり 根本から解放するので原則的には一回勝負

 

こうなっていますので、私としては1番の瞑想に異論はないのですが、じわじわ効くと言われてもそんなの待てない、という人には3番の二元性を超えるセラピーを推奨したいわけです。

まずセラピー・テクニックというので探すと、たいてい2番の二元性の中のセラピーを掴んでしまう、というか、学んだテクニックを二元性を超えるために使うのだという認識がない限り、2番の二元性の中のセラピーになってしまいます。

 

これは実はそれほどいい世界ではありませんので、あまりオススメできません。

 

筋肉反射テストを使うキネシオロジーなんかでも、素人が最初にやろうと思うと、まずこの2番の発想でやってしまうので、どちらかというとダークサイドに落ちる率が高いです(私も一回落ちています)。

 

 

今回はこんなところで。

 

 

 

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