こんにちは、ウィンブルドン・テニス楽しんでますか?絶學無憂(ぜつがく・むゆう)です。

 

かねてから、6月に公開予定と言われていた、アメリカ政府によるUFOに関する公式報告書が6月25日に公開されました。

 

国家情報長官室から出ています。アメリカのスパイの親分の事務所です。

 

https://www.dni.gov/files/ODNI/documents/assessments/Prelimary-Assessment-UAP-20210625.pdf

 

 

 

Preliminary Assessment: Unidentified Aerial Phenomena

 

予備調査:未確認空中現象

 

 

Prepiminary プレリミナリというのは、ちゃんとした調査じゃないよ、これはまだ序の口だよ、という意味です。

 

全部で9ページのPDFファイルとなっています。

 

Unidentified Aerial Phenomena (UAP) というのが、アメリカ軍部での UFO(Unidentified Flying Objects)の正式な呼び方です。

 

 

日本の国内メディアは無視するのか、と思っていましたが、それなりに報じている様子ですね。ですので、読者の皆さんもすでにご存知かもしれません。

 

2004年から2021年までの期間に、米政府内で、144件のUAP(UFO)の報告があったが、このうち一件についてはしぼんだ風船であったと確認できた。それ以外については正体の確認ができない。80件については、複数の観測装置で記録されている。

 

つまり、文字通りの未確認飛行物体、UFOだということになります。

 

21件の報告に書かれた18の事件については、普通ではないUAP(UFO)の運動パターンや飛行特性が記載されていた。

 

軍部の中でも、UFOについて話すことで軽蔑されるという風潮があったため、また最近までどのように報告するかの形式についても定まっていなかったので、これまでUAPについての報告がじゅうぶんになされてこなかった。

 

 

次の箇所はちょっとワクワクしますね。

Some UAP appeared to remain stationary in winds aloft, move against the wind, maneuver abruptly, or move at considerable speed, without discernable means of propulsion. In a small number of cases, military aircraft systems processed radio frequency (RF) energy associated with UAP sightings.

 

いくつかのUAPは、上空の風の中で静止しているようだったり、風に逆らって移動したり、急激な動きを見せたり、かなりの速度で移動したりしているようだったが、推進手段が認められなかった(エンジンやプロペラのような推進装置が確認できなかったということ)。少数の例では、軍用機のシステムが、UAPの目撃と共に高周波(無線周波数)のエネルギーを認めた。

The UAPTF holds a small amount of data that appear to show UAP demonstrating acceleration or a degree of signature management. Additional rigorous analysis are necessary by multiple teams or groups of technical experts to determine the nature and validity of these data. We are conducting further analysis to determine if breakthrough technologies were demonstrated.

 

未確認空中現象タスクフォースは、UAPが加速を示したり、特徴的な運用を示した、少数のデータを有している。これらのデータの性質や正当性を決定するためには、複数のチームや、技術専門家の集団による、さらなる厳密な分析が必要である。我々は、ブレイクスルー技術が示されていたのか決定するためにさらなる分析を目下行っている。

 

 

空中のゴミ、自然の大気現象、米政府もしくは産業による機密実験開発プログラム、敵対的外国勢力、それ以外、という5つにUAPは分類されるだろう。しかし、上述したように、144件のうち、これが同定できたのは1件のみ。

 

もちろん「その他」に関心が集まるわけですが、

 

Other: Although most of the UAP described in our dataset probably remain unidentified due to limited data or challenges to collection processing or analysis, we may require additional scientific knowledge to successfully collect on, analyze and characterize some of them. We would group such objects in this category pending scientific advances that allowed us to better understand them. The UAPTF intends to focus additional analysis on the small number of cases where a UAP appeared to display unusual flight characteristics or signature management.

 

その他:我々のデータに記載された多くの UAP は、データが限られているため、もしくはデータ取得や分析の困難にのため、同定されないままであるが、これらのいくつかを収集し、分析し、特徴を明らかにするために、我々はさらなる科学知識を必要とする。このカテゴリーに属する物体をひと集めにして、よりよくこれらを理解できるための科学の前進を待ちたい。未確認空中現象タスクフォースは、UAPが、普通ではない飛行特性を示したと見られる例や、特徴的な運用を示したと見られる少数例について、さらなる分析を集中するつもりである。

 

後は、UAPが安全面の脅威であることが書かれています。

 

人工知能、AIを動員して、UAPデータを解析する計画があることが述べられています。

 

報告の大半は海軍からのものだが、空軍や、連邦航空局からもさらなるデータが得られるように働いている。

 

一番最後に、もっと予算ください、って書いてますね。

 

 

なお、私の見る限り、報告書の中には、地球外生命体、 extra terrestrial (E.T.)やそれに類する言葉は一切使用されていません。

 

 

 

テレビ朝日のニュース。

 

 

 

日テレの報道。

 

 

 

NHKの報道。

 

 

 

CNN日本語版の記事。

 

 

 


AFP通信。

 

 

 

 

こちらはNHKなのですが、報告書の少し前に独自取材をやった様子ですね。軍人の詳しい目撃証言が紹介されています。

 

 

 

 

 

 

どうでしたか?

 

UFOは宇宙人の乗り物だ!という報告書ではありませんでした。

 

しかし、そこまではさすがに期待していませんでした。事前の動画のリークなどからも予想されていたように、「説明ができない」という報告です。UFOはUFOだ、と言ってのけたわけです。

 

しかし、何十年もの間、一部のマニアだけがまじめに議論していて、一般には常にバカにされる対象であったUFOが、大真面目な9ページの報告書になったという点では、画期的だと思います。

 

 

 

私が個人的にどう思っているか?と言いますと、やはり尋常でない高速移動がカメラやレーダーで捉えられている例などの少なくとも一部は、宇宙人ではないかと考えています。他の説明がない状況では、これが一番簡単な説明でしょう。

 

宇宙人が来ていない、と考える根拠もそれほど無いです。宇宙は広いですから。文明の発達した星もあるでしょう。

 

UAPが中国やロシアの偵察機であるというのは、あまり考えられないと個人的には思います。そこまで圧倒的な技術を要していたら、軍事バランスが一気に崩れるでしょう。中国なんかはとくにじっとしていないんじゃないでしょうか。

 

仮に宇宙人が乗ったUFOがたくさん来ているのだとして、それが防衛上の脅威になるかというと、それも違うのではと思います。他の天体から地球まで来て、異常なほどの航空性能を発揮するUFOを操作できる宇宙人が来ているのだとしましょう。彼らがもし敵対的な意思を持っているなら、海軍のパイロットが認めているように、戦闘機ではまったく太刀打ちできない性能だということですから、地球侵略など容易いでしょう。そういう意図はない、と私は考えます。

 

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