こんにちは、バシャール好きのまじめなエロ科学者、絶學無憂(ぜつがく・むゆう)です。
また、岩瀬アキラさんのチャンネルで、バシャールの面白い動画を見つけたのでご紹介します。その名も、意識の正体。
意識の正体、というのは哲学の歴史の一番はじめからずうっと最重要視されて来ている問題ですが、この21世紀になって、脳科学の知見が100年前とは比べ物にならないくらい増えているとは言うものの、肝心のこの問題になると、途端に現代科学はわりと無口になってしまう。まだまだ分からないことが多すぎるのですね。
不思議に思われるかもしれませんが、いわゆる脳を研究している学者たちの中で、「意識の正体」を本気で突き止めようとしている人、というのは実は少数派だと思います。多くの研究者はまだまだそこは手が出しにくい、難しい、怪しい、と思っているのでしょう。
西洋科学の主流は、もちろん唯物論的世界観なので、意識とは脳活動の産物である、という立場がいちばん普及していると思います。それを証拠に脳に異常が生じたら意識不明になってしまうじゃないか、というわけです。
これを整理すると、この物理世界といいますか、三次元世界というのは、我々の意識とは無関係にはじめから存在しており、その空間の中で、物質的なものでできた脳細胞の活動の結果、生物現象として生じているのが意識だ、という見方です。まあ、皆さんも馴染みの深い見方ですからあまり説明の必要はありませんね。
これに対して、バシャールの意識の正体の説明は全然違います。
数々の書籍の中で既に述べられている内容ともちろん変わりませんが、バシャールの(ダリル・アンカの喉を借りた)肉声で語っているのを聞く、というのはまた格別です。
The One という、唯一の存在がまずある。
これはひとつにしてすべてです。存在というのはこれ一個しかないし、これがすべてなので、The One の外側などということはあり得ない。ひとつにしてすべてであるがために、自己と他人という区別がない。したがって、The Oneには自己意識がない。ということは無意識、という状態に近いようです。
The One は完全に均質であり、そこには「他者、ほかのもの」は存在しません。
そして、The Oneには、自己意識はなく、自分が存在しているという概念すらありません。
『BASHAR 2017 世界は見えた通りでは、ない』, p. 15
この The One が存在の最上位に位置して、ただ一個だけあるわけで、存在するものはすべて The One の一部ということになります。
当然、The One の一部になりますが、All That Is (オール・ザット・イズ)と便宜的に呼ばれているものがあります。このレベルで初めて、自己意識が生じます。つまり、自分と他者という区別があるレベルです。時間はありません。過去も現在も未来も全部同じところに並んでいるイメージでよいでしょう。
All That Is は、The One の一部であって、このAll That Is は、自分がすべてである、ということを「認識している」部分です。
それに対して、The One は「ただ存在している」と言えます。。
『BASHAR 2017 世界は見えた通りでは、ない』, p. 15
さらには意識について、こう書かれています。
つまり Consciousness 意識 は、The One のなかに、All That Is としてあって、「自分で自分のことを認識している在り方」ということになります。
したがって、Consciousness 意識 = Self-awareness 自己認識、ということです。
All That Is はすべて意識で、できており、All That Is が生み出すものもすべては、意識でできています。
なぜかというと、その範疇にあるものはすべて All That Is の反映 reflection だからです。
『BASHAR 2017 世界は見えた通りでは、ない』, p. 16
この続きを読むと
The One
> All That Is
>>
> Over Soul (オーバーソウル)
> Soul (魂、ソウル)
という順番にそれぞれ、上位の存在が自らの内側に作り出す「反映」として、下位のレベルが作られているようです。この「自らの内側への反映」というのが具体的にどういうことなのかはちょっとイメージしにくいですが。
All That Is は全部意識でできているということですから、ここから下については、すべて上位の意識の反映で下位のレベルが作られているということになります。
そして Soul ソウルの内側に、「非物質次元のハイヤーマインド(別名ハイヤーセルフ。AYANO さんのチャネリングによるハイヤーセルフとの対談でペラペラ喋っていた存在)」と「物質次元のフィジカルマインド(いわゆる、私の意識)」のふたつが作られるのだそうです。
私のイメージするのとは上下が逆ですが、図解するとこんな感じだそうです。
皆さんは、今現在も非物質的次元にちゃんと存在しています。
非物質次元から離れることはないのです。
物質的現実とは、「自分が非物質的次元を離れたという夢を見ている」状態です。
だから、物質的現実とは「幻想」だと言われます。
自分が非物質次元の状態にありながら、物質的次元の夢を見ている。だから、「死ぬのは、夢から覚めること」です。
『BASHAR 2017 世界は見えた通りでは、ない』, p. 29
映画マトリックスのイメージに近いですね。私が度々マトリックスの話をしたり、般若心経のトンデモ解釈を紹介したりしているのは、この部分のことと関係があるからです。
バシャールの説明に従うならば、「まず物質的現実ありき、で脳なり意識なりを理解しよう」とする、現代科学の主流の方向性というのは、どうしようもないくらいもうこっぴどく勘違いをしている、ということになってしまいます。
夢と現実の区別もつかないのか!
っていう言葉がありますけど、夢と現実の意味が普通に使われているのと、実は逆なんですね。ややこしいですが。
もしも、我々がそこまでひどい勘違いをしているのならば、何らかの誰にでも再現できるような方法で、その勘違いによるとんでもないエラー、つまり、勘違いだと認めて、世界観をひっくり返さない限りは到底説明できないような珍現象を見つけることはできないものか、と密かに期待しているのですが。
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