こんにちは、単なるおっぱい大好きエロ中年科学者兼セラピストの絶學無憂です。

 

こないだ、田仲真治さんの、キネシオロジーを応用したバストアップ秘術の成功写真(効果が歴然)を見た女性から、「もしやり方を知っていたら私にお願いします」という、やや無茶な相談を受けてしまいました。

 

やり方は知らないのだけどなんとなく想像がつくので、やってみましょうか?と言ったら本当に依頼を受けてしまいました。

 

ちなみに、その写真のバストアップの秘術を受けたモデル女性には実際に会ったことがあるのですが、たしかに、そのときに自然に目線が胸に行ってしまったのをなぜだかかなりはっきりと覚えていまして、そうだったのかなるほどね、と妙に納得しました。

 

 

で、依頼を受けてしまったので、バストアップの秘術をリバースエンジニアリングによって再現することになりました。

 

本家ブレインアップデートの営業妨害はしたくないので、全貌は明らかにできないのですが、一方で私は学者ですので、知り得た知見はできるだけ公表して公共の財産としたいという考え方でもあります。

 

そこで、今回は間(あいだ)を取って、ヒント丸出しで勘のいいキネシオロジストならだいたいやり方が分かるけども、キネシオロジーを知らない一般人にはなんだかよくわからないような説明を心がけたいと思います。うまくいかずにバレバレになったらすいません、怒られてすぐ記事撤回になるかもですね。

 

 

まず、バストアップの秘術は、同じく田仲真治さん発明のリフトアップセラピーと同様に筋肉の調整だろうと見当をつけました。

 

リフトアップセラピーでは、表情筋の上げ下げと感情が表裏一体に結びついているところに注目して、ほっぺたを下げた状態でESR(感情ストレス解放)を行って、ほっぺたを下げた表情と繋がっているネガティブ感情の解放を行い、ほっぺたを上げた状態でESRを行って、ポジティブなゴール設定のエネルギーを書き込みます。これとだいたい同じことをすればよいのではと思いました。

 

ESRというのはおでこに手を当てるだけで感情解放するキネシオロジーの常套手段です。

 

そして、対象となる筋肉も、ほぼこの筋肉で間違いなかろうと見当をつけました。そして後はほぼリフトアップと同じ要領で考えればよいだろうと。

 

なにせ自分の体にはついていないものが対象ですから、如何せん、これで合っているのか確かめられませんが、理屈で考えるとたぶんそんなところだろうと思いました。

 

 

セッションでは、まず、クライアントの女性に、わざと胸をすぼめるようにして「バスト・ダウン」の姿勢を作ってもらい、その状態でESRをお願いしました。

 

頭に浮かんできたのが、戦前の日本人女性が、着物を着て胸の辺りにたすき掛けに紐をくくりながら重いものを担いで働いている姿だったそうです。日本人女性が置かれてきた地位の負の歴史に対する感情とこの姿勢が結びついているようでした。数分間これを続けてもらいましたが、他には出てこないようでした。

 

次に「バスト・アップ」の姿勢を取り、筋肉の調整を行いながらESRを行うと、別のイメージが出てきたそうです。それは「女であることは不利だ」という思いだったそうです。

 

胸が大きい女性というのは女性性を前面に出しているということになりますが、女であることは社会的に不利であったならば、それを前面に出すということはすなわち「不利」を蒙(こうむ)るということになってしまいますよね。

 

数分間これを続けてもらいましたが、他には出てこないようでした。

 

これで終了して、筋肉のテストをすると非常に力強いとのこと。ESRで出てきた2つのイメージについて今どう思いますかと聞くと、「もう、だいじょうぶです」とのことで、うまく感情解放がされたようです。

 

 

さてはて、果たしてこんな単純なことでバストアップが達成できるのでしょうか。

 

上がったような気がする」とご本人。

 

そう言われても、正直私も、どーかなー、っていう感じでした。

 

そこで写真を撮りました。

 

 

ダメ元でクライアントの女性に写真を載せてもいいですかとお聞きしたら、ご厚意で、な、なんとOKを頂いてしまったので、ジャジャーン。こちらにビフォーアフターの比較写真を載せちゃいます。

 

 

どっちがどっちか分かりますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は、左がビフォーで、右がアフターです。

 

この写真とても不思議なのですが、私個人の受ける印象としては、どういうわけか左の写真の胸からはなんとなくもの悲しい感じがします。

 

ところがどういうわけか右の写真の胸からは、なんとなく溌剌・毅然とした印象を受けます。

 

形や大きさの違いはわずかなのに、どうしてこんなに受ける印象が違うのかとっても不思議です。あまりに不思議なので何度も何度も見直してしまいます。

 

つまり本当にリフトアップセラピーと同じようなことが起こっていて、女性の胸というのはひとつの表情筋である、と考えることができそうです。

 

左の写真の胸には、昔の日本人女性がこき使われて疲弊している辛い感情と、この社会の中では女性は不利だという悲しみや怒りが表現されているのに対し、それらの感情がクリアされた後の右側の胸は自然体なのではないでしょうか。

 

実際、ESRで解放した2つの思考・感情ですが、この2つを持ったままでは胸を張ることはほとんどできないような気がします。まさにブロックというやつですね。

 

ということは、これを見る人に与える影響も違うのでは?と思い、筋肉反射テストを行ったところ、左の写真の胸を見ると、テストをしている腕の筋肉の力が抜けてしまいますが、右の写真の胸を見ると、案の定、腕に力がぐっと入ります。左の写真の胸を見るとこちらのエネルギーが乱れ、右の写真の胸を見るとこちらのエネルギー状態が安定するということを意味します。

 

というわけで適当にやってみたバストアップセラピー、どうやら大成功です。
 
 
こうやってエネルギーバランスの取れた状態の胸を持つ女性がいると、その胸を見るだけで見た人(男性も女性も)のエネルギーも整ってしまうのだとしたら、この僅かな胸の位置の違いというのは社会規模で大変なエネルギーの違いを生み出すのではないでしょうか。
 
もちろん同じことは顔の表情筋にも言えます。
 
 
このクライアントの女性は実は60歳で、自分くらいの歳の女性はバストアップなどほとんど諦めているだろうから、そういう人たちのためにも写真を載せたいと決断に踏み切ってくださいました。
 

 

私自身もこの結果にはちょっと驚きました。

 

高校生の頃の性欲満載妄想三昧の自分の耳元で、「少年よ、オトナになったらお前はいつか女性のバストアップを手伝う日が来るぞ」と予言してやりたいですね。きっと鼻血を出して一週間くらい興奮するに違いない。

 

月日は流れて、今や、私は単なるおっぱい大好きエロ中年科学者兼セラピストに過ぎないのですが、それが不思議とこの件ではそういう気持ちにならないのです。どうしたことでしょう。

 

依頼を受けてしまったときはこれってほとんど性犯罪じゃないのかとか思っていたんですが(じゃあ断れよ)、終わった後はむしろある種の感動を覚えてしまっていると言うか。いや、覚えています。ジーンとしてしまっています。

 

自分が予想していた以上に、このバストアップセラピーは実はとんでもなく高尚なものなのではないかという気がしています。