こんにちは、絶學無憂です。
最近お題があまりないので、お題が欲しいと願ったらさっそく出てきました。何を願うか気をつけてください(笑)。
これも正体がバレるのでぼやーとしか書けませんが、私は仕事のほうで小さな勉強会を運営しています。これは、インフォーマルなもので、ビールを飲んだり、昼ごはんを食べたりしながら、あるテーマに沿った、研究上の疑問をみんなで持ち寄って、ワイワイ話す、というだけのもので、かなり珍しい性質の会だと思います。まじめな研究発表や、論文や本の輪読会とはまた違っていて、話がどっちへ行くかはあまり分かりません。また、大学院生、ポスドクから、研究室主催者クラスまでが複数の研究室から集まって、かなりフラットな関係の中で、違う角度からの話ができるというものです。もともと別の人が始めたものを、すごく楽しかったので私が受け継いでから少し経ちます。
同好会のようなものなので、幹事と言っても、日程とテーマを決めるだけで大して仕事はないのですが、この半年くらい毎回参加者の人数を数えています。どうやらこれがこのところは減少傾向にあるようで、行くよ行くよ、と言っていた人の欠席が続いたり、人数が減ると、私が不機嫌になるのがパターン化してきていて、今日もまさにそのパターンでした。
で、ふてくされて「もうこの会を潰そうか」と私が言い出したのですが、学生の言うことのほうがしっかりしていて「あんたが趣味でこの会をやっているなら、自分が楽しんでいる限り、参加者が自分を含めて二人以上なら何人だろうが関係ないだろう、なんでいちいち人数を気にするんだ?」と質されました(英語なので非常にストレートな表現です)。うーん、おっしゃる通り。いいこと言うなあ、学生くん。
人数が減ると不機嫌になるということは、私が何人以上というのを勝手に期待しているということの裏替えしです。でも、今日も過去最小規模の三人でしたが、内容はむちゃくちゃ面白かったわけで、たしかにあまり多く来てもらっても場所に困るし、何人以上というのを期待しているのもあまり理由がないように思いました。
「火のないところに煙は立たない」と言いますが、「観念のないところには感情は生じません」。ネガティブ感情が発生するということはそこに解放されるべき観念が埋まっているよということを知らせてくれる狼煙(のろし)のようなものです。
自分が一体どんな観念を持っているために、自分で勝手に人数設定をして、集まった人数次第で一喜一憂しているのか、というのがポイントになります。
その観念さえ同定できれば、バイロン・ケイティのザ・ワークや、稲垣正信さんのエモーションフリー、タッチ・フォー・ヘルスのESR、ゴール設定や、8の字といった簡単な方法で、ほぼ間違いないく手放すことができます。
また、この会そのものについても、ゴール設定がふさわしいものになっているのかどうか確認する必要がありそうです。私の中で目的と手段が混同されているかもしれません。
はじめからどういう観念が問題になっているのか自ら分かっていれば簡単ですが、そうではない場合、こういうときにこそ筋肉反射テストがとても便利です。
まずどういう状態になっていたかですね。
「今日の会に三人しか集まらなかった」と念じると....
任脈、胆経・肝経(木)、脾経・胃経(土)、肺経・大腸経(金)がスイッチ切れますね。やはり結構反応しちゃっています。
五行の木は怒りですから、ムカついているわけで、五行の土は消化不良ですから、なんで参加者が増えないのか、来ると言った人が来ないのか理解できない、五行の金は罪悪感や自己防衛ですから、自分を守ろうとしていますね。なんで守ろうとしているかというと、うーん、しょうもない話ですいませんが、要するに格好つけたいと思って会を運営している面があって、人が少ない=会の重要度が小さい、ということに対外的にはなるので、要はメンツが潰れると思って、メンツを守ろうとしている感じですね。まだ、そんなの残っているかという気もしますが、思いっきり残っていそうです。
この解釈で大体あっているかというとYESですね。
またこの会の設立趣旨ですが、「フラットな関係の中で、自由に質問を共有することで、未知の重要な問題を見つけて、皆で楽しみ、研究の糧とする」というような感じだと思います。
「フラットな関係の中で、自由に質問を共有することで、未知の重要な問題を見つけて、皆で楽しみ、研究の糧とする」
任脈、肺経(金)、膀胱経・腎経(水)
これも経絡のスイッチ切れてしまいますね。健康的な状態ではありません。
やはりメンツを守ろうというような自己防衛の気持ちが強く出てしまっているし、五行の水ということは、本質的なこと、あるいは恐怖ということですから、どっちかというと本質を見失って、会が潰れたらカッコ悪いということを恐れていたりするんじゃないでしょうか。これで正解のようです。
これを言葉でまとめると、我ながらしょうもないなあと思ってしまいますが「この会は自分のメンツである、顔である」という観念に尽きるでしょうか。これでだいたいよいようです。
「今日の会に三人しか集まらなかった」に対する感情的な反応が、0から10の評価で8もあります。これをゼロに持っていってみたいですね。
調整方法ですが、何を使ってもいいんですが、体に聞くのが一番。というわけで筋肉反射テストで調べると、今私の中で流行りのエモーションフリーがやはり選ばれました。やはり新しい方法は試してみたいですから。
左腕の付け根の中府のあたりをムニムニとさすりながら
「この会は自分のメンツである、顔である、と感じています。考えています。決めています。信じています。そういうパターンを持っています。そういう⾃分を深く受け⼊れて深く愛します。」
と唱えることしばし。
すぐにアクビが出ました。これはEFTなんかでも一緒ですね。解放現象と呼ばれているようで、効いていることの証拠らしいです。期待できます。
さて数字はどうなったかな?
「今日の会に三人しか集まらなかった」に対する感情的な反応が、0になっちゃいました(筋肉反射テストで測定しています)。数字を測るまでは結構残っているかなと思っていたんですが、改めて昼間の会の様子を思い出してみても、「ふーん、それで?」って感じです。14経絡も正常です。
ついでに会の趣旨の方はどうでしょうか。
「フラットな関係の中で、自由に質問を共有することで、未知の重要な問題を見つけて、皆で楽しみ、研究の糧とする」
これを読んだときに、さっきよりもいい感じがします。14経絡正常ですね。
この一回でどれくらい深くあるいは広く観念の解放ができているかは分かりませんが、別に会が潰れても、自分のあり方とはあまり関係がないということがわかったので、関わり方がもう少し軽やかになるでしょうか。
五行のメタファーから感情の中身を絞り込むことができて、観念を同定するのに便利なので、筋肉反射テストを使っていますけど、別に筋肉反射テストを使わなくても調整はできます。どんどんやってもらえればと思います。
こういうお題について、世間一般には、「そういうのって人間につきものだから難しいよね」くらいのところで終わってしまうんじゃないでしょうか。しかし、拍子抜けするくらい簡単なこういう方法で、観念の解放はできちゃいます。学校の教科書に載っていないだけで秘密でも何でもありません。こういうのを知っているだけで、世間のいわゆる悩みごとのたぐいは激減してしまうと思うので、ご紹介しています。