こんにちは、絶學無憂です。

 

稲垣正信さんという方の開発された、日本発の感情解放テクニック「エモーションフリー」をご存知ですか?

 

その簡易版、ライト・エモーションフリーは内容が無料公開されており、手順に従えば誰でも手軽に感情解放を体験することができます。

 

やり方をご覧になると分かりますが、胸のポイントさすりながら言葉を唱える、というもので、EFT (Emotional Freedom Techinique) タッピングや、キネシオロジーの調整法のひとつ ESR (Emotional Stree Release 感情ストレス解放術)とよく似ています。

 

稲垣さんは明言しておられませんが、エモーションフリーも「胸のポイント」の刺激を感情解放に用いており、これが経穴(ツボ)であったならば、原理的にもこれらの方法と共通ではないかと、私は考えています。あまり憶測でいろいろ書くと迷惑がかかるかもしれませんが、「胸のポイント」として紹介されているのは、以前に入手したマニュアルでは「肩の付け根から胸のあたり」ということなので、中府(ちゅうふ)のツボあたりでしょうか。もしそうなら肺経の始まりの場所です。もし違っていたらごめんなさい。

 

やり方も簡単です。最初にお悩みのテーマについて作文をして「フレーズ」を作っておく必要があります、

 

例)私は会社に行くのが嫌だと感じています、そう信じています、そう考えています、そういうパターンがあります、そう決めています。そういう自分を深く受け入れて深く愛します。

 

1.問題を思い浮かべる。

2.最大10としてどれくらい嫌かを身体に問い合わせて出してみる。

  即答で10とか答える人は、身体ではなく頭で考えているので、御自分の身体と結びつけて観察できていません。

  あくまで、身体を緩めることがポイントなので、身体と結びつけてやってください。

3.胸のポイント(下の図)に手を添えて、嫌なことをAとして、フレーズの定型に当てはめ唱える。

4.2で測った数字が変化しているかをもう一度出してみる。

 

このようにフレーズを使う点もEFTとよく似ています。しかし手順で言うならば、エモーションフリーのほうがEFTよりもさらにシンプルです。

 

簡単な方法で感情解放ができるという点で、私もイチオシです。極性を作り出して、陰と陽の片側しか見られなくなっているときに、このような方法の助けを借りることで、こだわりのない視点を取り戻すことができるでしょう。

 

現在稲垣さんのブログでは、続々とシチュエーション別のフレーズを公開されているようですから、御自身のテーマにあうようなものがあれば、ぜひお試しください。

 

私の場合、半年ほど前に、田仲真治(最近「田中信二」から改名されました)さんのオンライン講座でバイロン・ケイティのザ・ワークというものを練習していて、そのときにお題を使い果たした感があり、解放すべき感情がなかなか思い当たらないのですが.....