John Lennon
Imagine

ピアノのイントロが美しく、思わず弾きたいと思った「Imagine』がタイトルチューンのアルバム。

詩人であり、メロディメーカーであり、芸術家であり、視覚、聴覚、触覚すべての面でアプローチしていくアーティスト、ジョン・レノン。

その根底には壮大な世界観とロック魂がある。

時代をリードしたミュージシャンが、時代を憂い、未来の平和を歌った1枚である。

Queen
A Night at the Opera

メインテーマは「Bohemian Rhapsody」──誰もが一度は耳にしたことがある、20世紀を代表する名曲だ。

1曲の中に3つの世界がある。

バラード、オペラ、ロック──それらをフレディ・マジックという接着剤で見事なまでに繋ぎ合わせた。

圧倒的スケールのコーラスワーク、主題を伝えるピアノ、要所を締めるギターリフ。

これだけの曲を実現したことも凄いが、まずその前に頭の中で想像したことが凄い。

フレディの脳内では完璧なまでのスコアが出来上がっていた。

彼の人生観と、生と死が色濃く反映された曲であり、アルバムである。

Oasis
The Masterplan

オアシスのB-sideばかりを集めたアルバム。

B面扱いの曲を並べたら質が落ちるのが普通だが、Oasisに限っては、そんな一般論は当てはまらない。「Rockin' Chair」はシングルカットされるべき名曲。

トップバッターの「Acquiesce」はリアムとノエルの掛け合いにロック魂が表れている。

B面のベスト盤だが、普通のバンドなら音楽活動全てのベスト盤と言ってもいいくらいの濃密度アルバムだ。

Badfinger
Magic Christian Music

ビートルズが設立したアップルレコードからデビューしたバンドである。

ポール・マッカートニーが発掘したことでも知られる。

ビートルズファンを自称しながら、私は最近までこの「バッドフィンガー」の存在を知らなかった。恥ずかしい。音楽好きの先輩に教えられ、聴いてみたら、度肝を抜かれた。

素晴らしいメロディがいっぱい詰まっている。もちろんビートルズ以上に有名にはならなかったバンドではあるが、その潜在能力はアップルレコードからデビューするに相応しいものがある。

バッドフィンガーと出合うのに時間はかかったが、その瞬間からの私の“のめり込み度”はビートルズ、クイーン、オアシスの時のそれに匹敵した。

一気にアルバムを集めて聴きまくった。

今年一番聴いているのは、文句なくBadfingerである。