愛は『一体感』と『尊重』です
一体感とは、自分か相手か心の境目が曖昧になったり、無くなったりすることです
尊重とは、周りの人からとても大切に扱われることです
それは、祭りでとても大切にされていることです
『一体感』
みんなで、お揃いの格好して一緒に祭りの遂行に努めます
丸一日、さらには2日、3日と一緒に過ごします
食事もみんなで一緒です
何から何まで一緒です
そして、祭りは大変です
大きな屋台を引っ張り、予定の運行を行わなくてはなりません
「わっしょい」という掛け声が、自分の声か、他者の声か、わからなくなるほどの勢いです
終わった後は、一体感日包まれる感じがします
『尊重』
祭りには主役がいます
秩父の場合は、屋台と呼ばれる山車に乗り、扇子を持って合図を送る『襦袢着』と呼ばれる人たちです
4人で行います
代役はいないので、その人たちがいないと、祭りは始まりません
とても大切な役目です
休憩する時にもお付きの人がいて、先導されて休憩所に向かいます
主役ではなくても、重要な役職がたくさんあります
どの役目も『長』となると、その人の意見がとても大切にされます
祭りでの『尊重』は、家庭のそれとは規模が違うので、とても気持ちいいのだと思います
時には意見が食い違うこともありますが、普段から意見を言い合えると、ここぞという時に一致団結できるのだと思います
祭りは『愛』を育てる場でもあると思っています
やっぱり、祭りは大好きです
お越しいただき、ありがとうございました
おのだはるな