一日一笑。夏だよね(;´▽`A``着ぐるみを着るのには少々根性が必要な季節になったなぁと、毛づくろいをしながらお日様を見上げる、とめでございます(笑)
「時の経過はどんなに深い傷でも、しだいに癒してくれるのである。」
血を吹き、痛みに疼いている傷口に最初、ごく薄い膜が張る。その膜はまだ弱々しく、無理やりはがしたりすると、傷口はふたたび血を吹いたりする。だが、へたにさわらず、騒がず、じっとこらえているうちに、膜はしだいに強くなり、かさぶたとなり、やがてかさぶたもはがれ落ち、傷口は癒えていくのである。
これは、こころの傷についても同様だ。傷つき、こころがどうしようもなく傷んだときは、そのまま、静かに耐えて時の流れに身をまかせるのだ。傷を静かに封印する。そして、日々、なすべきことを淡々となして、時の経過を待つ。
こころのダメージを回復するために、これが最上の知恵であることも少なくない。ダメージから復活したとき、きっと一回りも二回りも大きく力強くなっている。
「こころのスイッチをきりかえる本 今すぐできる気分転換のコツ」斉藤茂太著
これは私の尊敬する精神科医、斉藤茂太さんの本の一節です
いろんな人が書いた本を読んで自分を変えようとしました
でも、なかなか思うようにうまくいかず、毎日もがいていました
「時の経過を待つ」「時の流れに身をまかせる」
私はこの「時薬」に救われました
東京の空は思っていたより青く澄んでいるんだと気がつきました
家の周りにもキレイな可愛いお花がたくさん咲いているんだと気がつきました
いつも噛み付く飼い猫がとんでもなく寂しがり屋だったこと、
最近作った母親の料理が私の好きなものばかりだったこと、
多くの友達がずっと温かく見守ってくれていたことに気がつきました
「そっか、私は私。そのまんまでいいんだ。」
私はこの「時薬」に教わりました
みんなに出会えたのは、時間のおかげなんです
時間をかけて誰かに会いに行くのも、時間をかけて誰かを一生懸命に応援するのも
時間を与えてくれた周りのみんなへの感謝の気持ち、恩返しなんです
いま「時薬」が必要な人はいっぱいいると思うから・・・
茂太先生の変わりにとめがここで処方しておきます(・ω・)/