とめさんの「お猫さまさま」


手のひらに入るくらい小さかったさくら・・・



とめさんの「お猫さまさま」


行き先のないこの子らのお母ちゃんになると決めたときから、

自分の母親に生み育ててくれたことを感謝するようになった気がする



朝でも夜でも2時間おきにピャーピャー鳴いたら授乳

ミルクの温度を手の甲で測ったり

タオルに包んで哺乳瓶でミルクをあげたり

背中をたたいてゲップさせたり

シーシー言いながらお尻を指で刺激しておしっこさせたり

粗相をしたら、トイレに運んでここでするのと教えてあげたり・・・


私の母は大の猫好き。世話をしながらポツリと言いました

「命を救うってね、子供を育てるってね・・・簡単なことじゃないんだよ」


餌だ、病院だと、結構いろいろお金がかかる

今までは1匹だったけど今度は5匹分(×5倍)


出かけたり仕事に行ってる間は、お留守番をさせるか

誰かに面倒を見てもらわなければいけない


1匹いて、さらに4匹もいっぺんに増やしたので

今回はさすがに怒られると思いました


「1匹だけ選ぶなんて・・・私にはできんかった」


黙って私の話を聞いていた母


実家でみーちゃんという三毛猫を亡くした後で

もう可哀想だから猫は飼わないと言っていたので

不安だったのですが・・・


母は怒りませんでした

怒るどころか、猫の子供たちを順番に抱き上げて言いました


「ちっちゃいねぇ~かわいいねぇ♪」


「縁があってこうしてに来たのだから・・・長生きさせなきゃねぇ」

「子猫を見ていると、(私たちが)赤ちゃんだった頃を思い出す」


その中でも母が言った言葉で一番印象的だったこと・・・


「私は子供がいたから、いろんな経験をさせてもらったし幸せだった

子供がいたから、どんなに辛いことがあってもがんばれた」


・・・これを聞いた瞬間に、泣きそうになってしまった私。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。



母親(かーちゃん)って・・・やっぱりすごい



人間の赤ちゃんを育てているお母さん、子供を育てあげたお母さん

猫の赤ちゃんを育てている母猫、子猫を育てあげた母猫・・・

世の中にはいろんな母親がいるけれど・・・



母親(かーちゃん)って・・・やっぱりすごい